LLC交換で抜けきれない分をヒーターをつけてよく水で循環させ全部抜けるよ
LLC交換で抜けきれない分をヒーターをつけてよく水で循環させ全部抜けるようにすると思うんですが、そこに市販のそのまま使える希釈済みのLLCを入れると、濃度が薄くなり性能が低下しますか?それとも内部に残っている水など誤差の範囲ですか? 車種にもよるのでしょうけど、私はかなりの量が残っていると思います。
2年前にタイミングベルトを交換するのを機に、冷却系統のホース類をすべて交換しました。(自分で整備しています)
具体的にはラジエターのホース上下と室内へのヒーター干すですね。
ウォーターポンプやサーモスタットも交換しています。
このときはLLCは4リットル近く入ったと記憶しています。
この夏にちょっとしたトラブルがあり、ラジエターのドレーンコックからのみLLCを排出したのですが、その量は2.6リットルでした。
メスカップでの計測なので誤差はそれなりにあると思いますが、35%ぐらいは抜けないということになります。
まあこれは一例ではありますが、これだけ残るとなると言われているような水道水を循環させるような方法は怖いですね。
LLCにもいろいろな役割があります。
重要なのは不凍作用と防錆作用ですね。
不凍性能については、古くなっても性能はほぼ落ちません。
その物質の物理特性ですから、あまり変わらないのです。
ですが、薄くなると性能は落ちます。
例えば40%の濃度だとしても、水路に35%の水道水が残っていれば26%になってしまいます。もし寒い地方ならこれは無視できないでしょう。
防錆性能は古くなると落ちます。どちらかと言うとそのためのLLC交換です。
こっちの方は短期間で交換することで多少薄くなっても性能は維持できます。
なので、わたしはラジエターから抜けるだけを車検ごとに交換しています。
それで特に大きなトラブルはありません。
もちろん、LLCが濁るほど汚れていれば話は別で全量交換を考えたほうが良いと思います、 住んでるとこによりますが氷点下10度より下がるとこなら、濃度計で測定するんじゃないの ヒーターコアのみに残る訳じゃないですよ、エンジンブロック内にも残りますから希釈済みLLCなら更に希釈される形になりますが、問題は希釈により凍結温度が上がっても対応出来るかどうか。
画像は古賀薬品工業のもので希釈済み-40℃で、恐らくクーラント55%:水45%の割合相当ではないかと。
問題は冷却水の全容量(車両取扱説明書のメンテナンスデータ等に記載)によりますから、水を循環させたらヒーターコア&エンジンブロック内に残る容量を考えなければなりません。
ヒーターコア分は大した量にはなりませんが、エンジン内に残るのはそこそこの量となりサーモ若しくはウォーターポンプ位置前後程度までは残りますから、ロアホースを外した程度じゃ抜けきれません。
基本的にはエンジン側ロアホース取付位置までが残ると言った形、エンジンにもよりますがシリンダブロックかウォーターポンプ付近のドレンプラグを抜いてエンジン内の残留分を抜いてやれれば希釈量は減らす事が可能。
希釈されても濃度が重要、性能面は冷却性能ではなく凍結温度。 ある程度は問題ありません
ヒーター以外ででも抜けきらないLLCはあるので多少は古い液が混ざります
ちなみに最近の車はヒーターの水は流れっぱなしなのでヒーターを入れようが切ろうが関係ありません
昔の車にはヒーターの水にバルブがありましたか今の車には無いです
ページ:
[1]