空冷ポルシェはなぜ近年異常な高騰をしているのでしょうか?親が15~20年ほど前
空冷ポルシェはなぜ近年異常な高騰をしているのでしょうか?親が15~20年ほど前に、964(MTカレラ2)を390万で購入しましたが、
今は同様の個体を探すと1500~2000万ほどします。
数年前は1000~1500万だったので高騰に歯止めが効いてません。
滅茶苦茶だと思います。(´・ω・`)
親は乗りつくした末に、数年前売却しましたが、今だったら絶対買えなかったと思います。
30年前の車が当時の新車より二倍近い中古価格になってます。
国産車なら、レクサスでも、鉄くず扱いで査定0円ではないでしょうか?
海外のバイヤーが買いあさっているとのことですが、
空冷ポルシェが高騰している原因は他にもあるのでしょうか?
空冷エンジンというのが再評価されているのでしょうか?
また「最新のポルシェが最高のポルシェ」という格言がありますが、
今の状況は
「最古のポルシェが最高のポルシェ」となっていて、
この格言とは、まるで逆ではないですか? ポルシェというブランドが後進国含め評価が高くなっていること。
それにより、ポルシェというブランドを知った車好き達が、水冷とは違う空冷のモデルに興味を示していること。
空冷エンジン(油冷エンジン)でまともに生き残っている車が無いこと。
●結局、まともなブランド力を持つメーカーの、空冷エンジンだからです。
これが水冷エンジンであれば、このような価値の付け方は無いです。
実際に、水冷モデルの古い型のポルシェは、順当に値下がりしています。
「空冷だから」 骨董品が物により高く取引されているのと同じです。
単に車の性能を求めているわけではありませんね。 マニアには好事家多いですから。
ウラカンより性能の落ちるカウンタックは中古が倍以上の値付けで、
下手するとアヴェンタドールの中古と大差なかったりしますし。 空冷ポルシェに限らず値上がりしています。
80スープラが1000万とか34Rが2000万とか。個人的にはそんな価値は無いと思いますが
需要の割に残存数が無いのでしょう。 それを欲しがる金持ちのマニアがいるからです。
例えば、販売当時238万円だったトヨタ2000GTは、今、1億円出しても買えません。22年前に発売されたR34GT-R Vスペック2ニュルは、600万円の販売価格が、3億円まで達しました。
https://carview.yahoo.co.jp/news/detail/67279be400a9dc3eb317f1ff766fea80d8617fd1/
レクサスでも、LFAなどは、相当のプレミア価格がついています。みな共通しているのは、数が少ないことですね。1点ものの絵画なんて、価格はあってないようなものです。バンクシーの絵が29億円で落札されたり、ダヴィンチのキリスト像が510億円で落札されたり、、、
空冷のポルシェもドンドン数が減っています。故に価格がドンドン上がっています。実際、ポルシェは空冷をやめて水冷になりました。オーバーヒートすることはまず無くなり、工業製品としての価値は上がりました。でも、希少性としての価値は下がったわけです。マニアは、変なこだわりがあるわけですね。今後、ますますその価値は上がっていきます。それがマニアであって、物の価値を測るのは個人次第ということなんですね。
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