後輪のタイヤを交換しただけでアライメントは狂いますか?
後輪のタイヤを交換しただけでアライメントは狂いますか? ホイールアライメントの要素の「トーイン」、「キャンバー」、「キャスター」の内、タイヤが関係するのは「トーイン」と「キャンバー」です。
トーインは、タイヤの前と後ろのトレッド差なので、タイヤの径によって変わります。
後輪では、ハンドルの操作性にはそれほどの影響はありませんが、減り方などには影響します。
キャンバーは、タイヤの中心線と鉛直線の角度ですので、タイヤの幅や外径が変わっても角度は変化しません。
キャスターは足回りの傾斜角度なので、タイヤの影響は受けません。
その他では、車体オフセットやスラスト角など、タイヤの影響を受けないアライメントは、タイヤが変わっても変化はしません。
接地オフセットやスクラブ半径などはタイヤの幅や径が変われば変化します。
タイヤの影響を受ける部分で、ハンドル流れや変摩耗は起こります。 厳密に言えば少しは狂いますが、誤差レベルで通常走行に問題が生じるような事はないと思います。
さて、車のタイヤは4輪が均等に減る訳ではなく、前輪と後輪で減り具合は違いますし、例えば前輪だけ見ても左右で減り方が違います。
質問者様の場合、後輪だけ交換されたとの事ですので、左右が不均等に減った前輪がそのままならステアリングのセンターがズレるという事は十分にあり得ると思われます。 その程度では狂いませんが、タイヤを縁石にぶつけたりすれば狂います。 後輪のタイヤを交換しただけでアライメントは狂いますか?
狂うことはございません 後輪のタイヤを交換した場合、アライメントが若干狂う可能性があります。
・タイヤの径が変わると、車の姿勢が変化しアライメントに影響します
・ホイールの取り付け位置がずれると、アライメントが狂います
・しかし、適切な交換作業を行えば大きくはアライメントは狂いません
そのため、後輪タイヤ交換後は、アライメントの状態を確認し、必要に応じて調整することをおすすめします。
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