オイル式コンプレッサーに指定外のオイルを入れたらどうなりますか?(例え
オイル式コンプレッサーに指定外のオイルを入れたらどうなりますか?(例えばガソリン車用のエンジンオイルやディーゼル車用のエンジンオイルなど)オイル漏れや損傷の原因になるのでしょうか?
ちなみにメーカーはパオックで型式はRC-1025です。 普通のエンジンオイルで40年以上全く問題ありません。
入れすぎても少々の入れすぎなら周りが汚れるだけです。
ブリーザーから洩るようなら入れすぎです。 よほど変なオイルを入れるでもなければ特に問題になるようなことは無いでしょう。
前に居た事業所でも適当なエンジンオイルを入れてたようです。
一方、入れすぎは程度によっては深刻なトラブルを引き起こす原因になり得るでしょう。
液体は気体と違い圧縮できないからどこかで飽和すれば破壊するしかないことになりますからね。
まぁ極端な入れ過ぎでなければそこまでの事態にはならないと思いますが。 即座にどうこうなることはありません。
しかしエンジンオイルの要求は多岐にわたるので融通はききやすいのですが、逆に言えば余分な成分が多いという点でそれらが悪さをする可能性はあります。また運用温度が根本的に異なるため添加剤などがうまく働かず、逆に水分などにより問題が生じる可能性もあります。
性質として最も異なるのは水分離性でコンプレッサーオイルは水分離性を重視しています。
エンジンオイルは逆で水分を分離させずに取り込もうとする、言い換えれば積極的に乳化する仕様となります。
そうなると水分が分離しにくくなりますのでオイルの底に溜まった水のみをドレンから排出しようとするのが難しくなる事もあります。 粘度的には0W が概ねVG30程度なので
VG32の替わりにはできると思います。
怖いのは樹脂製品とエンジンオイルの添加剤の関係で
たぶん問題無いだろうけど、わからないし、断言はできない。
になります。
コンプレッサーオイルと言っても金属部分だけにかかるわけでなく
機械の中身のゴムや樹脂部品にもかかります。
エンジンオイルに含まれる添加剤との相性で樹脂が溶けたり膨潤したり
とかそんなの作ってる側でないのでわからないです。
少なくともエンジンオイルにはネオプレンゴムシールに効く膨潤剤
が添加されています。
個人的にはたぶんイケルだろうとは思いますが
VG32の精製鉱油は普通にエンジンオイルよか安いので
あえて使うことは無いとは思います。
入れすぎた場合の不具合とは違います。
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