街の自動車屋の整備士です。あまり触ったことがない車なのですが、シトロエ
街の自動車屋の整備士です。あまり触ったことがない車なのですが、シトロエン エグザンティア1999年頃の型で、左後輪のハブベアリングを交換しました。その際、ブレーキキャリパーを二つに分解したのでエア抜きをしようと思うのですが、エンジンをかけて、ブレーキペダルを踏み、キャリパーのブリーダーを緩めても後輪のキャリパー左右ともLHMフルードが出てきません。タイヤを付けて回しても後輪ブレーキは効いておらず、ペダルを踏みつけていてもタイヤが回ります。
前輪はペダルを軽く踏んだだけで、スーッと液が出てきますし、ブレーキを踏んでいればもちろんブレーキがかかりタイヤも回りません。ネットで調べても、エンジンを回して油圧をかけながらペダリングすれば抜ける程度しかわかりませんでした。
どこからか先にエアを抜いてからとか、何か正規のやり方などわかる方いらっしゃいますか?
分解前の状態を確認していませんでしたので、ブレーキが元々不具合が出ていたのか、今回の分解で発生したのかが不明です。 ・ブレーキシステムが LHMフルード を使用しているとのことですので、一般的なブレーキシステムとは異なりますね。
■具体的なエア抜き手順
1. エンジンを始動し、アイドリング状態にする。
2. ブレーキペダルを数回踏み込み、ブレーキフルードの圧力を上げる。
3. ブリーダーバルブを緩め、ブレーキフルードが出てくるのを確認する。
4. ブレーキペダルをゆっくりと踏み込み、ブリーダーバルブからエアが抜けるのを確認する。
5. ブレーキペダルを戻し、ブリーダーバルブを締め付ける。
6. 上記の手順を繰り返す。
・LHMフルードのエア抜きは、通常のブレーキフルードと比べて難易度が高いです。
また今回の症状から考えられる原因を全て言います。
↓
①ブリーダーバルブの詰まり
ブリーダーバルブが詰まっている可能性があります。
ブリーダーバルブを清掃するか、新しいブリーダーバルブに交換してみてください。
②ブリーダーバルブの締め付け不足
ブリーダーバルブが十分に締め付けられていないと、エアが入り込み、エア抜きがうまくいきません。
ブリーダーバルブをしっかりと締め付けてください。
③マスターシリンダー内のエア
マスターシリンダー内にエアが溜まっている可能性があります。
マスターシリンダーのエア抜きを行う必要があります。
④ブレーキラインの詰まり
ブレーキラインが詰まっている可能性があります。
ブレーキラインを点検し、必要であれば清掃または交換してください。
⑤ブレーキポンプの故障
ブレーキポンプが故障している可能性があります。
ブレーキポンプの点検または交換が必要になる場合があります。
⑥ブレーキキャリパーの故障
ブレーキキャリパーが故障している可能性があります。
ブレーキキャリパーの点検または交換が必要になる場合があります。
・ブレーキのトラブルが解消できることを願っています。
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