新型「GRカローラ」が日本初公開2月7日から9日で開催された西のチューニングカーの祭典である「大阪オートメッセ2025」にて、TOYOTA GAZOO Racing(TGR)は、“進化型”と呼ばれる新型「GRカローラ」を日本初公開しました。 進化型GRカローラは、2月4日に発表されたばかりの新型モデルで、販売開始は3月3日を予定しています。2022年の発売当初、「RZグレード」は500台、「モリゾウエディション」は70台限定でスタートし、2023年の一部改良モデルでは550台の抽選だったため、街中でもその姿はほとんど見られない幻のクルマのような存在となっていました。 しかし今回の進化型は、TGRの発表内容を見渡しても台数に関する言及はありません。つまり“限定モデル”ではなく“普通に買えるモデル”としての販売が予定されているのです(後述)。 >>新型「GRカローラ」を写真で詳しくチェックする ◎あわせて読みたい: >>全国のサーキット・走行会・イベント情報がまとまった「みんカラサーキット」はこちら プロドライバーのフィードバックで走りが進化そんな普通に買えるようになったGRカローラを一目見ようと、大阪オートメッセ会場では多くのファンが足を運んでいました。 新型GRカローラは、スーパー耐久などのモータースポーツで得た学びを生かし、高速コーナーでの旋回性能や加速性能、冷却性能などを改良。さらに、新型「GRヤリス」にも採用された8速AT「GR-DAT」を追加設定し、プロドライバーらのフィードバックをもとに限界領域および日常使いの両面で「ずっと乗っていたくなる野性味」を追求したそうです。 エクステリアでは、GR-DATモデルの水冷式ATFウォーマー&クーラー、空冷式ATFクーラーの搭載にあわせ、フロントバンパーの開口面積を大型化。さらにバンパー側面に空気排出用サイドダクトを設けたほか、安定した制動力確保のためにブレーキダクトも新設。 エンジンは、中速域でのトルクを30Nm増加させ最大トルクを400Nmとするなど、随所に細かなアップデートが施されています。 >>新型「GRカローラ」を写真で詳しくチェックする ◎あわせて読みたい: >>全国のサーキット・走行会・イベント情報がまとまった「みんカラサーキット」はこちら 今度こそ“普通に”買えるのか…?さらに新型GRカローラでは、専用セミバケットシートやレッドのシートベルト、ウルトラスエード巻きのステアリングやシフトノブ、パーキングブレーキ、鋳物ブラック加飾などを組み合わせた「スポーツパッケージ」をオプションで設定(25万3000円)。よりスポーツマインドを高めたインテリアも選ぶことができます。 そのほかにも、特定のサーキットや施設において、スピードリミッター上限速度の引き上げなど、そのポテンシャルを開放する「サーキットモード」を備えるなど、ハードからソフトまでしっかりと手が入っています。 会場では「今度はちゃんと買えるのかな?」と会話する来場者の姿も見られ、「GRヤリス」と違いリアドアも備えた“最強のファミリーカー”として検討している人も多いのかも(?)。価格は、568万円(6MT)/598万円(8AT)と高額ですが、スタッフがディーラーに問い合わせたところすでに販売枠は埋まっているとのこと……。悲しいかな、またもや幻のクルマとなってしまいそうです。 また、TGRブースにはレーシングドライバーの佐々木雅弘選手がプロデュースする「GROW Design(グロー・デザイン)」ブランドのエアロパーツをまとったモデルの姿も。こちらも多くのファンから熱視線を浴びていました。 (終わり) >>新型「GRカローラ」を写真で詳しくチェックする ◎あわせて読みたい: >>全国のサーキット・走行会・イベント情報がまとまった「みんカラサーキット」はこちら |
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