暖房がよく効く車とは？①ヒーターが大型が装備②ラジエターサー

暖房がよく効く車とは？①ヒーターが大型が装備②ラジエターサーモスタットを高温にして暖かくなった水を暖房に利用③エアコンのヒートポンプを利用！？
自動車の暖房とは①②③のミックスで車内を暖かくしているのでしょうか！？
いかがでしょうか？

平均気温の低い場所出身の欧州車は日本車よりも暑いくらい良く効きます。ファンをオフしてても走行風で緩く温風が出る仕様で、過去のベンツはバケツのようにデカいウォッシャータンク内に真鍮パイプの温水コイルが装備され常に冷却液が廻り、アツアツのウォッシャー液がフロントガラスとヘッドライトにタップリ噴射されていました。バッテリーもデカく、初代ゴルフは今のポロよりも小さいのですがバッテリーはオーブントースターの外箱くらいの80Aクラスがドカーンと載っていたものです。その反面、ラジエーターとエアコンは小さく、軽自動車くらいの大きさでしかありませんでした。ラジエーターファンも昔から電動で、理由は高速度走行が多いので、欧州は涼しいからそんなに冷やす必要がなくベルト駆動では速すぎて冷え過ぎてベルトに負担がかかるからです。今は省エネの意味で日本車も電動ファンになりました。

過去の話ですが寒冷地仕様車はサーモスタットの開弁温度及び全開温度が高いものを装着していましたね。
例）MAZDA B6 NA用
一般仕様：82±1.5℃開弁＿95℃全開
寒冷地仕様：88±1.5℃開弁＿100℃全開
あとはブロアファンが大容量とかオルタネーターが50Aから60Aに変更とかでしょうか、ヒーターコアを大型化しているのは聞いたことがありませんがひょっとしたら存在するかもしれませんね。。
熱交換器のヒーターコアに高温のクーラントを流して空気もたくさん送り出すということですね。
自動車用のエアコンに室内側を温める機能を付加したものは存在しないと思います。

室内空間を、可能な限り狭くすることです。
2000cc SUVより軽トラの方がよく効きます。
暖房も冷房も。
サーモ温度を換えても意味ないと思いますよ。
ヒーターの水路はサーモスタッチより前にあります。
オーバーヒートする時は夏でもヒーター全開にするんですよ。
ヒートポンプ使うのは、キャンピングカーのエアコンぐらいでしょう。
車体側には使いません。
近年の車では、寒冷地仕様だからと特別なことはしていません。
30年前の車のように、標準が貧弱な部品を使っていません。
良い所、ミラーヒーターやバッテリーの大型化ぐらいです。
ハイブリッドならそれもありません。

カーエアコンの暖房でヒートポンプ式は聞いたことがありません。
利点らしい利点がありません。
もしエアコンコンプレッサーを使用して暖房したら、明らかに燃費が悪くなりますし、雪が降ったらバンパー内にある熱交換器に雪が付いて激しく凍りつきますので、機能しなくなるどころか、その後ろにあるラジエーターに風が当たらなくなる可能性もあります。
バンパーに隠れている部分もありますので、全面が凍りつくことはないかもしれませんが、かなりの面積で凍りつくことが予想でき、暖房能力は大幅に低下し、ラジエーターの冷却能力にも悪影響が出ます。
車は走っていますので、ルームエアコンのように、霜取り動作にして凍結した部分を溶かすことも困難です。
仮に、雪が付いて激しく凍りつく問題を、電熱器などで解決するとしても、エアコンコンプレッサーを暖房として使用中は、ガラスが曇った時に除湿して曇りを取り除く手段がありません。
この問題を解決するために、もう１組のカーエアコンを付ける方法がありますが、製造コストが高くなる上に燃費も悪くなりますので合理的ではありません。
そのためカーエアコンの暖房は、エンジンの熱（冷却水）を使う方法が合理的です。
暖房能力を高めるには、ヒーターコアの面積（容量）を大きくすることですが、冷却水の温度が十分でなければ、ヒーターコアの容量を大きくしても、エンジン始動から間もない間の立ち上がりは、あまり良くなりません。
エンジンが多くの熱を作らないことには、十分に暖房が機能しないからです。
この問題を改善するために、シートヒーターやハンドルヒーターがあります。