トラクターの免許制度について。私は某県の農業大学校の学生です。私たちは今トラク

トラクターの免許制度について。
私は某県の農業大学校の学生です。
私たちは今トラクターの免許（大型特殊農耕限定）を取るために勉強・訓練しています。
で、その中で知ったのが「トラクターの中には普通車免許のおまけで乗れるものもある」ということなんですが、どうしてトラクターという車体特性が普通車と違うものが乗用車の免許で乗れるようになってるんでしょうか？
ちなみに、農業大学校の先生が言うには「本来トラクターは重機。乗用車の免許で乗るべきものではない」だそうです。

道交法で言う小型特殊のトラクターは、最高速度が15km/h以下、全長4.7m以下、全幅1.7m以下、全高2.0m以下（ヘッドガード含まず）のものです。どれか一つでもこの上限を超えてたら大型特殊になります。
しかし、北海道などでデカい農地を持っていたり、集落法人で地区全体の農地を一手に受け持つならともかく、多くの個人農家は大型トラクターは必要としていません。そんなものを持っていても田畑が狭いので逆に扱いづらいです。
「車体特性が違う」といいましても、乗用車と極端な差はありません。言い出せば小型特殊サイズの（普通免許で乗れちゃう）建設機械のほうがよっぽど違う。
それに運転免許は公道を走るのに必要なものなので、アクセルレバーやPTOやデフロックなどの公道では使わない装置の操作法は含まれてない。
実際のところ、重心が高めのMT車くらいの操作感覚です。
AT限定免許の人には結構な障壁でしょうが、MTが乗れる人ならその運転技術がそのままトラクターで使えます。
それに多くの農家はトラクターを、ロータリーなどの耕耘装置を車体の尻につけて走らせ、田畑を耕すくらいの用途にしか使いません。
ハンドルやペダルの操作は普通車と大体共通、アクセルレバーやPTOなどの作業装置についても、専門的な知識が必要なほど難解ではない。
小さくて遅くて普通車と共通の操作も多い乗り物なので、（公道での）技能は普通免許でも十分カバーできると考えられます。
「畑をきれいに耕せるか？」は別の話だけど。
まあ、その先生は実習に真面目に取り組ませるために、そんなことを言ったんでしょう。あまり真に受けなくても大丈夫かと。

もうみんなが言っているように、普通免許で乗れるトラクターは道路交通法で小型特殊自動車に分類されるものです。
小型特殊のトラクターで普通車のサイズより大きい車種は存在しないし、最高速度も時速15キロ以下に設定されています。
時速については、15キロ超の速度を「出してはいけない」ではなく、車自体の機能として15キロ超の速度を「出せないようになっている」ということです。
それに普通車と同じ形のハンドルを回して曲がり（しかも前輪操舵）、加速・減速・停止は普通車同様足のペダルで行う。
運転のしかたも共通で大きさも普通車以下、速度もチャリンコ並みのトラクターですから、普通車の運転技術で問題ないと判断されているんだと思います。
ちなみに、運転免許は公道を走って移動するためのものですから、公道で使わない農作業用の装置についてはまったく範疇にありません。
それと先生の話については、推測ですが「トラクターは危ないから注意して使え」と言いたかったんじゃないかと思います（まあ、農業で使う機械はどれも危険なんですが……）。

まず、トラクターは特殊自動車に分類されます。
そして、特殊自動車の免許は2種類あります。小特と大特です。
で、普通免許を取ると一緒に原付と小特がくっついてきます。
なので小さなトラクターは普通免許もしくは小特免許があれば乗れてしまいます。
図にしてみると、
名前；トラクター
分類；特殊自動車
大きさ；小型のものから大型のものまで
乗るのに必要な免許；小特もしくは大特※小特の場合は小さいトラクターしか乗れません。
免許の種類；普通自動車第一種免許
運転できる車；普通、小特、原付、※旧普通免許なら４ｔ中型車も可
余談、
私は農業学校に行っていなかったので、教習所で大特を取りました。
限定でもよかったような気もしますが、限定がなかったので。
教習の時は中ぐらいのホイールローダーAT車でした。
でも、乗れるようになった車は大型バスより大きなクレーン車や、クラッチ操作が必要になる大型のトラクターです。普通免許がATになっていても乗れちゃいます。これの方が私は不自然だと思います。明らかに大きさが全然違う車に乗れるのですから、しかもAT教習でMTに乗れるという。
最後に、
農業大学校より「本来トラクターは重機。乗用車の免許で乗るべきものではない」
でも実際、普通免許で小型のホイールローダー運転できますよ。作業はできませんけど。
敷地内で私用扱いなら作業もできた気がするけどやめた方が良い。

>>どうしてトラクターという車体特性が普通車と違うものが乗用車の免許で乗れるようになってるんでしょうか？
何が特殊なのかさっぱりわからん。
普通車の免許で乗れるトラクターは、小型特殊に分類されるものだけ。ざっくり言えば小型特殊は普通車の免許で乗れる自動車よりも大きいものはないし、速度も普通自動車はおろか原付ほども出せないもの。大きさも速度も自動車以下なのだから小型特殊よりも上位になる普通免許で乗れるのは当たり前。
これがおかしいというなら大型免許でトラックよりも小型の普通車や原付に乗るべきでないことになるわな。
>>本来トラクターは重機。
そんな脳内設定を持ち出されても知らんよ。普通免許で乗れる小型特殊に分類されるトラクターを見て重機と言うやつがいたら頭を疑うよ。

小型特殊のトラクターの大きさは、ほぼ1tトラック以下になるので、
特に違和感なく走行することが出来るからでしょう。
もちろん左足でのクラッチ操作があるトラクターの場合は、
AT限定で普通免許を取った人には、
慣れるのに時間がかかるのではないか、とは思いますが。
もっともトラクターでサイド合わせで坂道発進したことはないですが。

AT限定でクラッチのある小型特殊のトラクターに乗るのは条件違反にはならないようなので、慣れるまでは安全な場所で練習をした方がいいでしょう。
出来れば大型特殊農耕限定の免許を取っておきたいところですね。

小型特殊の事ですね。
日本の農機って小さかったのです。
昭和三十年代頃までは、牛馬がまだ使われてたので、
手押し式の耕耘機やトラクターにリヤカー付けて移動
自転車よりも遅いスピードで移動するから特別な技能も不要
最近は、乗用の農機がほとんどで小型特殊登録で、
免許区分だけ大型特殊のが増えました。
これは大型特殊が必要です。
小型特殊と原付は、普通自動車免許があれば動かす事が可能です。
法規さえクリアすれば技能検定は不要と言う事です。
乗用車免許が上位にあると言うだけで、小型特殊免許所得する人もいます。