中型免許、または3月12日から新設される準中型免許の取得が必要ですね。準中型についてはまだ詳細が発表されていませんが、一発試験の場合は中型と変わらない費用がかかるでしょう。普通自動車免許があれば、仮免学科試験と本免学科試験が免除されます(と言うか、中型自動車免許を受験するには、普通自動車免許を取得してから2年以上経っている必要があります)。
試験手数料は都道府県によって若干の違いがあります。例えば私の住む福岡県の場合は下記です。
1) 仮免許試験手数料 2,850円/回
2) 試験手数料 4,400円/回
3) 試験車両の使用料 3,000円/回
4) 取得時講習の費用 13,400円
5) 交付手数料 2,050円
仮免許に合格するまで 1)+3)を回数分、その後に仮免許による規定時間の路上練習を終えて、本免技能試験を申し込んで合格するまで 2)+3)を回数分、合格したら 4)と5) です。4)の実施は通常、外部の指定教習所に委託されています。
中型自動車の場合、一発試験の合格率は2～5割と高いようですので、例えば仮免許3回受験、本免許3回受験で済んだとした場合は、交通費などは含まず、計 55,200円と言う計算になりますね。
ただ、試験場の試験は平日昼間にしかやっていませんし、中型車の技能試験は週に1回しかやっていない試験場が多いでしょう。また、技能試験の予約は不合格になってからでないと出来ませんが、それで翌週の予約ができる保証もありません。仮免3回と本免3回の計6回をこなすのに3～4カ月かかり、それから取得時講習の予約待ちで1カ月かかる、と言う感じで数カ月の期間がかかるでしょう。
指定教習所で中型自動車のコースに行けば、技能15時間、学科1時間です。費用は20万円くらいかかりますが、教習所なら夜間や土日でも教習していますから、うまくすれば1カ月かそこらで取得できます。取得時講習も不要なので免許証は試験場で即日交付されます。そちらのほうが現実的ですよ。 |
