制度改正後に普通自動車免許(MT)を取得したものです。 - 急

制度改正後に普通自動車免許(MT)を取得したものです。
急遽仕事で準中型免許が必要となった場合限定解除という形になるのでしょうか？
また免許移行に必要な費用と教習時間、教習内容などを教えていただきたいです。

「準中型免許が必要となった場合限定解除という形になるのでしょうか？」
いいえ。普通自動車免許と準中型自動車免許は別の免許で、限定解除で移行できるものではありません。今年の3月11日以前に取得した普通自動車免許なら、制度改正で準中型の5t限定に移行しているので「限定解除」で対応できますが、3月12日以降の取得なら別免許です。
「免許移行に必要な費用と教習時間、教習内容などを教えていただきたいです」
移行はできません。新たに準中型免許を取得することになります。
もっとも、普通自動車免許を持っていれば学科試験が免除になりますから、学科教習はトラック特有の性質を学ぶ1時間だけになりますし、指定教習所での機能教習も、準中型免許の教習内容の大半は普通自動車のものと重複しますので、普通自動車免許を持っている人が準中型自動車免許を取得する場合、技能教習は大幅に少なくなります(41時間→13時間)。
教習はいわゆる2tトラック(実際はダブルキャブ車なので積載量は2t未満)を使って行われ、荷物を積むトラックの特性を理解するための教習が行われます。普通自動車と同様に、途中で仮免許を取得する必要があります。限定解除コースなら路上には出ませんが、取得の場合は路上に(9時間)出ます。
指定教習所のコースを卒業すれば、学科試験も技能試験も免除になるので、運転免許試験場で適性試験に合格すれば、免許証の交付を受けられます。なお、準中型から適性試験の項目に深視力が追加されます。
教習料金は教習所により異なり、また普通自動車と違ってまだ出来たばかりの免種で、教習所間の価格競争があまりありませんから、費用は若干高めでしょう。私の住所地近くの教習所の教習料金は15万6千円程度です(免許なしの人が取得する場合は41万円)。教習車両の台数や対応可能な指導員数も、普通自動車に比べて少ないので、予約が取りづらいと思いますから、免許取得を最優先に仕事や生活スケジュールを調整する必要があるでしょうね。

「限定解除」は法改正前の普通免許の人が対象です。
あなたの場合は限定ではなく。純粋な普通免許ですので、準中型免許を普通免許持ちで教習し、仮免、卒検と受験する必要があります。
通学で約２０万円かかります。

免許の条件欄に何と書いてありますか？
準中型5t限定の条件が付いていなければ、限定解除ではなく準中型免許を取得するための教習を最初から受けることになります。
ただ、最初からといっても普通免許所持なら
学科教習 1時間
技能教習 13時間もしくは17時間(AT限定所持)
※1 途中、仮免許取得のため修了検定あり。
※2 適性試験の合格基準値が上がる。
①視力が片眼0.5以上かつ両眼で0.8以上
②深視力試験が追加される(三桿法の奥行知覚検査器により3回検査した平均誤差が2センチメートル以内)
教習料金は所持免許・教習所により異なりますが、15～20万円くらいです。

準中は別免許なんで、新たに取得です。
やることは一緒ですがね。

3/12以降に取得した普通自動車免許は、単なる「普通自動車免許」です。3/11以前に取得した普通自動車免許は、「準中型自動車免許（限定5ｔ）」に移行されています。ただし、免許証の記載が変わるのは、更新などをして免許証が新しくなった時です。
あなたが取得したのは、今の普通免許ですから、準中型車を運転するのであれば、準中型免許を新規に取得することになります。
費用はこの自動車学校ではこれくらいだそうです。
http://www.tokyu-driving-school.ac.jp/charge/car_semiddle.html
教習の内容については、「路端」とか「隘路への進入」なんかをやるのかな？詳しくは、お近くの自動車学校へ。