車の限定解除とは何ですか？ - 中型免許が必要な仕事の求人に「

車の限定解除とは何ですか？
中型免許が必要な仕事の求人に「普通免許の方でも限定解除で中型免許へ！」と書いてあります。
限定解除とは普通に自動車学校に行って免許を取るものですか？

現在の中型免許制度以前に普通免許を取った
いわゆる８ｔ限定の免許のことではないでしょうか？

「車の限定解除とは何ですか？」
運転免許についている限定条件を解除することを、限定解除といいます。限定条件で有名なのは「眼鏡等」「AT車に限る」ですが、制度変更で免許の種別が移行した人につけられる「中型車は8tに限る」「準中型車は5tに限る」と言ったものもあります。
「限定解除とは普通に自動車学校に行って免許を取るものですか？」
免許の取得と同様に、試験場の一発試験もありますが、多くの人は指定教習所の限定解除コースを利用します。そこを卒業すれば、試験場では限定解除の手続きだけです。
「中型免許が必要な仕事の求人に「普通免許の方でも限定解除で中型免許へ！」と書いてあります」
少々誤解を招く表現ですが、この文言が言いたいのは、2007年6月の法改正以前に普通自動車免許を取得していた人は、本人が普通免許を持っているのだと思っていても、法改正で「中型自動車免許の8t限定」に移行していて、8t限定の解除を行う事で限定なしの中型免許になるので、中型自動車の免許が必要な仕事に就けますよ、と言う事です。
2007年6月の法改正以後に普通自動車免許を取得した人は、中型自動車免許には移行していませんので、限定なしの中型自動車免許になるための限定解除審査は、受ける事ができません。新規に中型自動車免許を受験して取得する必要があります。

免許の条件を解除するだけ。
現在の免許には中型や準中型の条件が記載されているはずです。
自分は中型が出来る前に免許を取得しているので中型は８ｔまでです。
H19年～H29.3に取得した方は準中型は５ｔまで
準中型が出来た後、H29.3以降に取得した方は準中型の運転資格はありません。

ちなみに、中型の限定解除には普通免許を取り直すのと同程度の教習所代金が必要です。
昔は限定解除というと、二輪免許の「二輪は400ccまで」の事だったのですけどね（大型二輪の分類はなかった）

限定解除とは、免許区分の中の特定区分の車両しか運転出来ない制限を解除して、運転区分の全ての車両を運転出来る様にアップデートする為の教習です。
AT限定、準中型5t限定、中型8t限定等がこれに該当します。
平成19年法改正以前に取った旧普通免許所持者(最大積載量4t未満)の方は既得権益が守られており、現行制度の中型免許のうち、最大積載量4t未満、総重量8t未満までが乗れます。これを中型8t限定免許と呼び、旧普通免許所持者は、8t限定の制限を解除する為の少ない時間数の教習(限定解除)を受けるだけで中型免許に昇格出来ます。
また、平成19年～29年法改正までに取った最大積載量2t未満、総重量5t未満の旧普通免許所持者の方も既得権益が守られてる為に、同じく準中型5t限定免許を所持してる扱いになり、5t限定の制限を解除する為の教習を受ける事で簡単に準中型に昇格出来ます。

車の限定解除は
現在３つあります。
・中型8t限定解除
２つ前の普通免許(総重量8t)を限定解除し、現在の中型免許にする。
※乗車人数29人以下
・準中型5t限定解除
今年の3月11日までに普通免許を取得した人が対象で、総重量5t未満を7.5t未満まで運転出来るようにする。
※現在の準中型免許
乗車人数１１人以下

・AT限定解除
免許証の条件欄に書かれている、『〇〇はAT車に限る』と記載されているものを、審査によりMT車も運転出来るようにする。

上記は、基本的には教習所で行います。
合格後、試験場で書き換えすれば、運転する事が出来ます。
また、試験場で直接受験する事も出来ます。
後者は費用は安く済みますが、警察官が試験官になるので、道交法に則った
安全確認、正しい時期で右左折や進路変更が出来ていないと合格になりません。
参考までに
http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/smph/menkyo/menkyo/annai/chugata/tetsuzuki20.html