■■健康診断の義務化と、その結果次第による運転免許制限（取消等）を法制化、

■■健康診断の義務化と、その結果次第による運転免許制限（取消等）を法制化、出来ない理由 は何故ですか？
補足一部の回答者さん、真面目な質問には、真剣に回答 してください。

それにより最も影響を受けると思われる高齢者が、法律を整備する国会議員の選出において数の力を持っているから。

アンタの為

まあカネがかかるからでしょう。
自費で健康診断を受けてその結果を持ってこないと免許の取得・更新ができないとすれば国の負担はありませんが、ドライバーの負担が大きいですよね。
医療機関の受入準備ってのも必要ですし。
ただ、そのうちそういった方向になるか、その前に自動運転が当たり前になって、運転免許なんて意味がなくなるかでしょうけどね。
おそらく、10年後には自動運転もかなり普及してくることでしょうし。

題意の健康診断は現在最も一般的に行われる、労働安全衛生法に定められた一般健康診断（※）では認知機能関係などある部分において不十分であると考えられます。
このため、保護法益を考えると題意の健康診断の内容は別に定めるしかありませんが、健康診断で具体的に何を見るかによっては健康診断を行うための設備が不足します。特定のインフラが必要なことをインフラ不足の状況で強制化してしまうと重大な混乱を招きます。
また、運転免許取り消し対象者が急激に増えることに伴い、それに関連する社会保障コスト（例えば自治体バスの拡充やタクシー券の助成、在宅医療・介護費の助成など）が大きくかさむことになります。その財源がどこにあるのでしょうか？（少なく見積もっても年間数兆円以上と考えられ、国会議員や公務員をリストラした程度では全く足りません。）
（※）一般検診の内容は以下の通りである。この項目だけで十分だろうか？
・問診（自身と家族の既往歴、自身の業務歴、自覚症状）
・身長・体重・腹囲・視力・聴力
・血圧
・血液検査（中性脂肪・コレステロール・血糖・肝機能・貧血検査）
・検尿
・心電図検査