昭和の頃は女性は自動車免許を所持している方々が少なかったそうですが

昭和の頃は 女性は自動車免許を所持している方々が少なかったそうですがなぜでしょうか？
宗教上の理由でしょうか？

昭和40年代の半ば頃までじゃないかな？
私は昭和50年（学生時代）に免許を取得しましたけど、女子学生でも普通に免許を取得するようになっていました。

女性のドライバーが少なかったのは、車の構造の問題が大きいはず。
その頃は、クラウンでもパワステが少なかったはずですし、ＡＴなどほとんど普及していません。
車の運転は、女性にとっては結構な力仕事だったわけです。
当時は道路の事情も悪く、ラジアルタイヤも普及していなかったので、パンクの発生率は今よりもかなり高かったです。
その都度、ジャッキを引っ張りだしてタイヤ交換をするというのは、女性にとっては苦痛でしょうね。

社会的には、「女は結婚したら家庭に入る」なんて言う認識が多く、外出するとしても近所の八百屋や魚屋さんなんて言うケースが多く、さらに自動車も高額で維持費も当時の所得から考えると、大きな負担になっていたはずで、セカンドカーなんて持てなかったでしょうね。

免許取得費用が高かった。
今は若い人の給料総額程度ですが、昔はボーナス並みの費用だから使わないのに免許取得は無駄。
運転免許は職業上が中心。
車の価格が高かった。
車が楽に走れる道路は少なかったので、必要性が低かった。
一桁番号の主要国道さえ舗装が終わったのは昭和４０年代の筈。
ホームセンターは無いし、スーパーは駅近くが多く駐車場は無い。

今の若者のように親から出して貰うのが当然なんていう時代じゃなかったからな。
私の両親は二人とも免許は持ってません。子供達を食べさせる為に働くので精一杯でした。

昭和って言っても、50年代までは車もそれほど普及して無かったですし
40年代だと車の無い家のほうが多いぐらいですよ。
車が無いので免許を取る必要が無いということです。
それに昭和50年代の前半ぐらいまでは、
女性は過程に入ることのほうが多く、車の必要性も無かったんですよ。
昭和の時代は、歩いて買い物が住む範囲に個人商店が数多くありました。
今のように郊外型の大型量販店など無い時代でしたので
地方都市でも車が無くっても生活できたんですよ。
昭和50年代の後半に入ると、若者の自動車ブームなどもあり
一気に免許を取る女性も多くなったと思います。
宗教ではなく、必要性が無かったんですよ。

昭和40年代なら運転免許試験場でも女性の数はちらほらだったね。
今の様にAT限定が無かったと言う話はよく聞くけどそれ以上に一部の高級車を除きパワステが一般的ではなかったというのも大きいと思う。
この年代なら大型路線バスもトラックもパワステ無しが多く走っていたからね、
路線バスは満員なら80人以上は乗ってたからパワステ無しだと女性では運転は不可能の時代だったしバス運転士募集要綱も現在と違い男性のみだったしね。
当時は近くの米屋のおばちゃんも軽トラに米俵を積んで車庫から出すのに重ステを切るのに必死の形相だったから運転は体力のいる動作だったんだ。

昭和の40年代は地域ごとに商店街が存在し
買い物などは徒歩もしくは自転車で済ませられ
女性が遠方に行くのは公共交通機関を利用していた時代です。
自家用車の所有率も低く自動車ローンも今ほど普及してませんでした。
戸建ての住宅も裏庭を設ける仕様が一般的で
今の様に駐車スペースが絶対的な物では無かったですが
それでも生年月日が昭和30年以降の女性の方は
1/3くらいの方は運転免許証を持っていると思います。