運転免許の学科試験について勉強しています。 - 今使っている問題集によると、

運転免許の学科試験について勉強しています。
今使っている問題集によると、
｢白の実線が1本の路側帯に駐車や停車のため、その中に入るときは、車の左側に0.75メートル以上の余地をあけておかなければならない。｣
という問題に対する答えは、~(正しい)なのですが、
なぜ~(正しい)になるのか分かりません。

そもそも、路側帯の幅が0.75メートル以下の場合も考えられますし、
この場合は車道の左端に沿って駐車や停車する必要があるので
車の左側に0.75メートル以上の余地をあけられない場合もあると思うのですが
なぜ~(正しい)になるのでしょうか？

教えていただきたいです。

路側帯の幅が0.75メートル以下の場合、路側帯の線に沿って駐停車するんですよね。
路側帯の線に沿っているということは、問題文の中にある「その中に入るときは」には該当してませんよね。
すなわち、路側帯の中に入って駐停車するパターンは「0.75メートル以上」の場合しかないため、「車の左側に0.75メートル開けて駐停車しなければならない」となるわけです。
また、「0.75メートル以上の余地」ではありません。
「0.75メートルの余地」です。

路側帯には３つあります。
路側帯は道路に引かれた線の種類と数によって通行の可不可が決まっています。
①路側帯（白の実線１本）
→歩行者と軽車両が通行可能。自動車等はこの部分に進入して通行してはならないが，禁止されていない場所では車両の駐車・停車は認められている。
②駐停車禁止路側帯（路側帯の白実線１本とその内側に１本の白破線）
→歩行者と軽車両が通行可能。自動車等はこの部分に進入して通行してはならず，さらに駐停車もしてはならない（路側帯の線の右側に，線に沿って駐停車しなければならない）。
③歩行者用路側帯（路側帯の白実線１本とその内側に１本の白実線(つまり白実線２本)）
→歩行者のみ通行可能。軽車両も進入して通行してはならない。
※線の数が少ないほど，実線より破線の方が通行可不可の制限は緩くなっています。
そもそも余地が開けられないような場所に路側帯はひいてないのです。

人が通れるように「法律で」そうなっているから。
実際とは違っていることはよくある。