昭和40年頃までは、普通自動車の免許を取ることができない人が少なか

昭和40年頃までは、普通自動車の免許を取ることができない人が少なからずいて、免許取得のために自衛隊に入隊する人がいた...という話を聞きました。
本当でしょうか。

高校卒業が昭和６１年の春、、、
って世代/年代のオッサンですけど
高校のクラスメイトに２名
「運転免許を取りに陸上自衛隊に入隊した」
って友達が実在してますけどネ
どちらも普通に大学に進学できる程度の学力
大学に行ける程度の家庭の生活力が有ったけど
自衛隊に行きましたネ～
ウチの高校全体でも１０名程度は、、、行ったかナ？
勿論
航空自衛隊や海上自衛隊に行っちゃうと
運転免許は、、、取れてもズッと後になっちゃうし
陸上自衛隊でも配属される部隊によっては、、、
んでも
「衣食住全て金が掛からない」って上で
タダで「免許が、特殊免許が取れる」ってんで
クラスメイトの中では
最も早く免許を持ち＆車を持ち＆貯金までアル！
ってヤツになってましたけどネ！
４～５年自衛隊に居て
除隊後は、、、今話題の日産、、、の研究所に！
よく入れたネ～と聞けば
募集要項に「戦車の運転が出来る人」ってのがあって
だから、、、だそうで（笑）

若い頃、街をツレと三人で歩いていたら自衛隊のスカウトにあったことがある。その時に衣食住、免許、貯金付き！と言われてたが、私には目もくれて無かった。
そう、私は身長が低いチビなのさ。

家庭の事情で高額な免許は取れないなども有ったでしょうし、中卒など当たり前、当時は自衛隊なら普通免許無しで大型免許が取れました。
免許取得後は特定大型と言って２年立つと、大型乗れました。
なので、大型の運転手になるならとても早かったのです。
そういった人の免許には普通のところに線がありません。
いまは、免許制度が変わって、うまい話ではないですね。

昭和の終わりでもそんな話しは有りましたよ。
色んな免許が取れるし自衛隊辞めた後それを生かして再就職に困らないって。
若者が集まる様な所には自衛隊のスカウトが居て同級生も誘いに乗って自衛隊に入隊しました。

本当だとしてももう少し後の時代の話でしょうね。昭和30年代までだとまだマイカー時代になっていませんから、自動車の免許を取る事自体が特殊な行為でした。戦後すぐなら生活のために、軍経験を活かし警察予備隊から自衛隊員になった人間は結構いたでしょうが、高度成長期からは自衛隊員になる以外にも仕事はありましたし、家業でトラックを使う必要がある人間は自衛隊員と言う寄り道をしている余裕はありません。若年就職者が「金の卵」と言われた時代ですが、大手運送業者に就職すれば会社負担で免許を取らせてくれたでしょう。既に教習所に通って取る時代でしたから、当時でも10万円程度と高額だった教習所に行く費用を工面するために、自衛隊に応募すれば自動車の免許を取らせてくれると言う宣伝文句に乗った入隊者は、少しは居たかも知れませんが、目立つほどメジャーな存在では無かったと思います。
あと、貧しい時代の日本なら、自衛隊員が免許なしで入隊するのが当たり前で、機械化部隊の運用のために隊内教習所を設置してまで免許を取らせる機会は多かったと思いますが、高校卒業時に免許を取るのが当たり前になった平成あたりから、自衛隊はそれほど隊員の免許取得に積極的ではなくなりました。入隊しても必ずしも運転免許は取らせて貰えないので、それを動機とする人間は少なくなっただろうと思います。

強ち嘘とも言えないかもね。
ただ、当時自衛隊は人気職業ではなく、人員確保に四苦八苦していたから、何かの拍子に話が曲がってこういう情報になったのかも