下の画像の問題の解説お願いします。因みに、故障車をけん引するときは

下の画像の問題の解説お願いします。
因みに、故障車をけん引するときは重量関係なくけん引免許は必要ないのは故障車の場合だけですか？
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2024-10-29 11:07 upload

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もと指導員です。

総重量750kgを超える車(トレーラ等)は
けん引する自動車の免許＋けん引免許が
必要ですが、750kg以下の車のけん引に
関してはけん引免許不要です。
仰せの通り、故障車のけん引については
車両総重量に関係なくけん引免許は不要
です。
（けん引する自動車の免許のみでOK）
総重量750kgに釣られて、故障車か否か
を確かめずに誤答される方が多いので、
けん引の約束事は正しく覚えましょう。

故障車のけん引には重量に関係なくけん引免許は不要です．
故障車でない場合は，重量が750キロ以下ならけん引免許不要，
750キロを超えればけん引免許が必要です．

マルが正解なのは、けん引免許が必要なのは、被けん引車の重量が750kg「を超える」場合だからです。750kg なら不要です。
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道路交通法 第85条 (第一種免許)
次の表の上欄に掲げる自動車等を運転しようとする者は、当該自動車等の種類に応じ、それぞれ同表の下欄に掲げる第一種免許を受けなければならない。
(略)
けん引自動車によつて重被けん引車をけん引して当該けん引自動車を運転しようとする者は、当該けん引自動車に係る免許（仮免許を除く。）のほか、けん引免許を受けなければならない。
(略)
道路交通法 第51条の四
警察署長は、警察官等に、違法駐車と認められる場合における車両（軽車両にあつては、けん引されるための構造及び装置を有し、かつ、車両総重量(略)が七百五十キログラムを超えるもの（以下「重被けん引車」という。）に限る～(以下略)
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書かれてある内容から、総重量750kgを超える、けん引のための構造を持つ「重被けん引車」のけん引に、けん引免許が要る事になります。
なお、車両のけん引については、道交法下記の通り定めてあります。
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道路交通法 第59条 (自動車の牽けん引制限)
自動車の運転者は、牽けん引するための構造及び装置を有する自動車によつて牽けん引されるための構造及び装置を有する車両を牽けん引する場合を除き、他の車両を牽けん引してはならない。ただし、故障その他の理由により自動車を牽けん引することがやむを得ない場合において、政令で定めるところにより当該自動車を牽けん引するときは、この限りでない。
(以下略)
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ここで言う政令とは、道路交通法施行令第25条の規定ですが、内容は具体的な方法について定めてあるだけなので省きます。
書かれてある通り、けん引のための構造を持たない車両のけん引は原則禁止ですが、「故障その他の理由により～やむを得ない場合」は認められます。必ずしも故障車には限定されませんが、故障車でなければ「やむを得ない」理由の証明が必要になります。

「故障していて自走出来ない自動車」を牽引するとは書いてないので牽引免許の有無に関わらず牽引することは出来ません。
本来、道路ではみだりに他の自動車を牽引することは禁止されています。
但し、牽引自動車で被牽引自動車を牽引する場合や故障していて自走出来ない自動車を政令に定める方法で牽引する場合を除きます。
牽引自動車…被牽引自動車を牽引するための装置構造を有する自動車をいいます。
被牽引自動車…自走せず専ら牽引自動車により牽引されるための装置構造を有する自動車をいいます。
なお、牽引自動車で重被牽引自動車(牽引重量が750kgを超える被牽引自動車)を牽引する場合のみ、牽引免許が必要です。
(重量云々はここでのみ出てきます。)
それ以外の場合は牽引免許は不要です。(上記の禁止事項に該当しない牽引に限ります。)