免許の欠格期間について質問です。免許取り消しになり4年間の欠

免許の欠格期間について質問です。
免許取り消しになり4年間の欠格期間中で
2年たったところで
飲酒運転と無免許で捕まった場合
欠格期間は何年のびますか？

まず罪状からです。
①無免許運転
：違反点25点
：３年以内の懲役または50万円以内の罰金
＋
②酒気帯び運転
：違反点13点または25点
：３年以内の懲役または50万円以内の罰金
または
③酒酔い運転
：違反点35点
：5年以内の懲役または100万円以内の罰金
よって合計違反点は、
38点
50点
60点
の３パターンとなります。
そして免許の処分というものは、
過去３年間の違反点合計で処分が決定されます。
なので今回だけでなく過去３年間の違反点も足して
処分が決定します。
前回免許取消になった違反が３年以内なのであれば、
もう欠格期間は最長である5年ですね。
よって今回の犯行検挙日より５年間の欠格となります。
またご質問外ですが刑事罰に関してです。
欠格期間４年を設定されたということは、
犯罪に相当する交通違反前科を、
場合によっては２つ以上お持ちということでしょう。
それに今回の無免許運転と酒気帯び運転、または
酒酔い運転が加わります。
今まで刑事処分が罰金で済んでいたかもですが、
今回はそれでは済まないでしょう。
具体的には、
・正式起訴（公判請求）
・正式刑事裁判
となり、
・執行猶予付き懲役刑
または
・懲役刑実刑
が求刑されると思われます。
最高懲役は上記の通りで、
無免許＋酒酔いの場合で８年間となります。

欠格4年と言うことは、累積点数が40～44点あった、と言う事ですね。この累積点数は、欠格期間が明けるまでそのまま累積していて、欠格期間中に違反を重ねた場合、更に点数が加算され、その合計点数で新たな欠格期間が設定されます。無免許運転は25点で、飲酒運転は35点ですね。飲酒運転ではなく呼気0.25mg以上の酒気帯び運転なら25点ですから、元が40点だったとして、合計すると100点または90点です。
そして、「飲酒運転」の場合は特定違反行為なので、欠格期間としては最長の10年の適用があり、累積100点なら確実に10年の欠格です。酒気帯びで済んでいるなら一般違反行為で最長5年なので、点数が90点と多くても欠格は5年間です。
新たな欠格期間の始点は、原則としてその違反日です。その時点で未経過だった欠格期間の残りは無効になります。なので、欠格4年中の2年経過後に10年または5年が追加されるので、結果的に欠格期間は12年または7年になります。

捕まった日から５年になります
実質3年程度伸びることになります