合宿免許は、田舎の教習所が実施するコースの一つで、教習と宿泊を組み合わせたものです。支払う料金には、教習費用の部分と、滞在費用(宿泊費と食費)の部分とがあり、二人で参加するのだからと言っても、教習費用や食費が折半する訳では当然にありません。ツインなど相部屋の利用で安くなるのは、あくまで滞在費用のうちの宿泊費だけですから、その差が1~2万円程度にしかならない、と言う事です。
宿泊にホテルを使う場合でも、合宿コース向けなどで教習所が一定の部屋数を押さえる場合は、ホテルは長期固定契約として安い料金を提供します。なので、例えばあるホテルが対外的に、シングルルームが1泊8,000円、ツインルームが10,000円(1人あたり5,000円)と表示していたとして、その差額が一人当たり3,000円/泊、14泊15日なら42,000円になるはずだ、でも実際にはツインにしても2万円しか安くなってない、と言う事があるでしょう。だったらそれは、ホテルが教習所に提供している金額が、表示価格の5割引きだってことなのでしょう。ホテルとしては、その程度の割引をしても、きちんと客室が埋まってくれた方がいいですからね。 |