高齢者が運転免許を返上すると認知症になりやすいですか？

高齢者が運転免許を返上すると認知症になりやすいですか？

事故を起こして多くの人の命を奪うより、免許証を返上して認知症になった方がマシである。

免許返納(自動車の運転を辞めた事)と認知症との詳しい因果関係については、科学(医学)的にまだよく判っておりませんが、実例としてそのような例が多くみられますね。
一方で、高齢者の｢操作ミス｣と報道される事故については些か疑問を禁じ得ないとも思えます。
そもそも現時点において高齢者とされる年代の方々は、運転免許を取得するにあたり今とは違って十分な安全教育を受けておらず、自動車をそこそこまともに動かしさえ出来れば運転免許が手に出来たのですから。

そもそも高齢者講習を受けて認知症の症状も無く、免許も更新できるのであれば、返納する必要性も無いのですが、免許を返納して運転を止めた為に出かける事も少なくなれば、人との関りや刺激も減るから、認知症になるリスクも高くなるでしょうね。
私は医者では何ので、これがどれくらいのリスクになるかは分かりませんが、うちの爺さんも視力検査に問題があった為、75歳で免許を返納し、出かける事も減った為か、返納から3年後に認知症を発症し、今では孫の私を見ても何処の誰なのか全く分からないようですね。
まあ返納する直前もあちこち車をぶつけていたので、あの時既に認知症を発症していたのかもしれませんが、そういった変化が表れたら、返納の時期が来たと考えるべきなのかもしれませんね。

定年で仕事を辞めてから認知症になりやすいと聞いたことがあります。頭を使う機会が減る為だとか、車の運転も同様かもしれません。
科学的な根拠はないです。
ただ、車の運転免許に関しては他人の命にも関わりますから、可能なら免許を返上して欲しいですね。

鶏と卵の関係ですね。