カーオーディオのスピーカーについて。 - １０年くらい前からスピ

カーオーディオのスピーカーについて。
１０年くらい前からスピーカーの交換をする際は、なんとなく音が良い感じがしてセパレート型を選んで、ツィーターをダッシュボード上に置いているのですが、ある時そのダッシュボードにサンシェードを置くとツィーターが隠れてしまうのですが、聞いている音には影響が無いような気がしました。
ツィーターの再生領域ってかなりの高音のみなんでしょうか？
使用経験はAlpineやカロッツエリアの２～３万円程度のスピーカーです。
女性ボーカルのPOPSなどを良く聞きますが、ツィーターの存在意義があまり無いように思えてきました。実際どんなもんでしょうか？

音楽はピンクノイズに似ていて、高音ほど1/ｆで電力(音力)が低下するので、
中音630Hzに比べると高音5kHzは３オクターブ違うので音圧が-9dBと小さくなりますが、添付図の場合はツイーターの分担電力は全体の20％のように小さいので感じにくくなり、さらに音楽の場合は低音と高音が低下するカーブになるので超高音20kHzやハイレゾ超音波40kHzがどんだけ小さいか分かります。
さらに成人を越えると高音が聴こえにくくなるので8kHzでも聴こえない位に聴力が低下して老齢の私は体温計のぴぴの音が聴こえないです。
さらに楽音は高音域は音階が分からない位になるのでピアノなど楽器も高音域まで鳴らせるものが無くて倍音成分を聴くことになるのでザーとか雑音成分の音になり、それが臨場感になるようです。
結局ツイーターをつけて注意して聴くと良い音に聴こえるのですが、無くても音楽成分を聴くのに支障ないのでそこそこ良い音に聴こえます。
電気ではホワイトノイズが電力一定ですが、音として出る電力一定の音はピンクノイズです。
電気の表示と機械や音響の表示は周波数F倍違います。

音の感じ方は人それぞれですし、年齢によって高音ほど聞こえにくくなるので、それによっても個人差が出てきます。
カーオーディオのセパレートツイーターのクロスオーバー周波数は、たいていは2～3.5kHzくらいのようですが、ほとんどの製品のクロスオーバーは「6db/octで低域を切るだけ」なので、実際は結構下まで出ています。
しかし、ほとんどの製品はドアスピーカーの高音をカットしていないので、ツイーターの「受け持ち帯域」は4～5kHzより上という感じでしょうか。
それでも、「ツイーターを隠しても音が変わらない」というのは、ちょっと考えにくい現象です。
他の回答者さんも書いている通り、「本当にツイーターから音が出ているかどうか」を確認してみるといいでしょう。

ツィーターにより担当周波数は変わりますが大ざっぱには2-5kHz以上になります。この周波数帯域はシンバルなどホワイトノイズ系楽器の音が主になり、人間の声はほとんど出ません（ツィーター担当周波数の一番低いところで、人間の声楽の最高音階がぎりぎり引っかかるレベル）。
ただ、息づかいとかのノイズがツィーターから出るので、リアル感のためにもツィーターはあった方がボーカルを聞くにも必要です。
ちゃんとセッティングすれば無くなると違和感スゴイです。
ツィーターは適切に取付、セッティングされていればスピーカーの前に手をかざせば違いは感じられるんですが．．．．。
あとは曲に高音域があまり入ってない、そもそもEQで高音弱めにしている等してると差がわかりにくくなるかも知れません。ツィーターは指向性は強いですがその分フロントガラスに当たって反射してもそのまま飛んで行くので、角度によっては結構聞こえます。袋かぶせるとかしないと完全に音は消えません（これはスピーカなら何でも同じ）
あとは．．．耳が悪くなってる可能性ですかね。若い人にも最近増えてるそうで。
というか、サンバイザーをダッシュボード上に置く（そのまま走ってるんですよね？）っていうのが今ひとつ状況を想像できず．．．。どんな状況なんだろうか．．．。

メインのスピーカーは純正のままで、ツイーターだけをあとから付け足すと音の違いがわかりますよ。
ただ、高音域だけが耳の近くから聞こえるので、全体の音のバランスは崩れますね。
コアキシャルの方が自然な音で聞こえますよ。

音域は高音になるほど耳に近い位置にする必要があります
ウーファーならどこに置いても良いがツイーターは設置場所が重要です
そしてツイーターはスピーカーの中でも効果が地味な部類ですので単に付けたら音質向上ってもんでも無いです