免許の勉強中です。踏切内ではエンストを防止するために、低速ギアのま

免許の勉強中です。
踏切内ではエンストを防止するために、低速ギアのまま一気に通過するのが良い
という設問がよく出てきますが、
この場合、エンストはどうして起こるのですか？
そして何故、このような対処が必要なんですか？
ちなみにオートマの免許です。

難しく考える必要はなく、そのとおり変速操作の人的ミスを避けるためです。「一気に」というのはそれ以外に対向車、歩行者や二輪車との接触や脱輪を避けようとして途中で止まらなくても良いように前方の安全を確保してから渡れと言うことです。都会の長い踏切等ではAT車の場合自動的に変速されてしまいます。Lや1のレンジで走れということではありません。ATもMTも試験場での設問は（2種は除く）ば同じです。

根拠は教則にある下記の規定です。なお、ここで言う「一気に」とは、急いでと言う意味ではなく、速度やギア等は何も変えずにそのまま通過する、と言う意味です。
踏切は線路を跨ぐことから、路面がデコボコしがちで、途中で車が減速や停止をしてしまいやすいことと、昔の自動車は耐久性が低く、踏切通過の振動で故障をする危険性があったので、障害物があっても突破できるように低めのギアを使い、途中で変速操作をせず最後まで同じギアで走り抜けることが推奨されています。
エンストは基本的に、クラッチ操作のミスで起こりますが、踏切のような荒れた路面では、慣れない人が操作ミスによるエンストを起こしてしまう可能性が高まります。低速ギアのまま速度を落とさず通過することで、そのリスクを低減できます。
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国家公安委員会告示「交通の方法に関する教則」より抜粋
第６章 危険な場所などでの運転
第１節 踏切
１ 一時停止と安全確認
(5) 踏切内では、エンストを防止するため、変速しないで、発進したときの低速ギアのまま一気に通過しましよう。また、歩行者や対向車に注意しながら、落輪しないようにやや中央寄りを通りましよう。
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