普通の運転免許証の発行者が都道府県公安委員会なのに対し、仮免

普通の運転免許証の発行者が都道府県公安委員会なのに対し、仮免の発行者は警視総監ないし道府県警察長官なのはなぜですか？
補足✕ 道府県警察長官
~ 道府県警察本部長

お考えの通り、本来は免許を受けようとする者の住所地を受け持つ都道府県公安委員会が行う試験に合格した者に対して免許(仮免許を含む)を与える事を原則とします。
しかしながら、遠隔地から指定教習所に通う者が仮免許試験を受けるために一旦住所地に帰らなければならないのでは著しく利便性を損ねてしまいますし、仮免許そのものが教習を終え技能試験(卒業検定)に合格したらもう使わない性質のものなので、指定教習所において所定の教習を修了し仮免許を取得しようとする場合に於いては、例外として教習所の住所地を受け持つ｢警視総監ないしは道府県警察本部長｣が代行して仮免許を与えて良いとされております。

教習所で仮免許を警察本部の委託業務として発行しているので発行者は警察本部長になりますが、
試験場で仮免試験に合格し発行される仮免許証は
公安委員会発行となります。

運転免許証は
公安委員会の管轄
仮免許は
公道で練習する為の免許
公道は
警察の管轄だから。