僕は現在大学生でまだ車の免許を持ってなくて、今度近いうちに免許を取ろうと思っ

僕は現在大学生でまだ車の免許を持ってなくて、今度近いうちに免許を取ろうと思っています。
それで免許の種類でMTかAT限定の2つがあって僕はAT限定で取ろうかと思ったのですが、免許を持ってる男友達(全員MTで持ってます)からは「男でAT限定とかダサい」「どうせ免許取るんなら絶対MTの方が良いに決まってる」って言います。
因みに父にも聞いてみたのですが、父も「免許を取るんならMTで取りなさい」「AT限定だとATの車しか運転出来ないけど、MTだと両方運転出来るから便利だぞ」と言います。
MTだと確かに両方乗れるし便利だからそっちの方が良いと言うのは分かりますが、僕の考えだと今時MT車に乗ってる人なんて殆ど見ないし、MTで免許を取っても結局みんなAT車でしか運転しないことになるからMTで免許を取るのは意味がないのではないかと思っています。
やはり免許はMTで取るべきですか？

＞みんなAT車でしか運転しないことになるからMTで免許を取るのは意味がないのではないかと思っています。
あなたがそう考えたなら、そうしたらよいです。
もう大学生の身分なんですから、
身の振り方は自分で決めましょう。
学生時代なんてあっという間です。
ダサいという友達も、MT推しの親も
貴方の人生に対して何の保証もしてくれませんし
責任もとれません。
何を得て、何を捨てるかはご自身で決めて下さい。

免許は資格ですから必要な資格を取るだけかなと。しかし一方でメリットもデメリットもありますので、それで客観的に決められたら良いと思います。
■費用と時間について
AT限定の方が少し安くなり、
早く卒業できます。
後でAT限定解除をしようとすると、
数万円損します。
■資格上の差について
AT限定ではAT車のみ。
AT限定なければMTもATも運転可能です。
■実際の車両について（日本の場合）
日本で公道を走る車両、販売される車両の大半がAT車です。
ＭＴ車のレンタカーもありません。よってＭＴ車を運転する方法は、
・自分でＭＴ車を買う
・保険が適用対象となる家族のMT車を借りる
しかありません。
日本の場合、MT車は旧車、商用車、スポーツカーになってきます。
■海外の実情
日本のように、
・ＡＴ車ばかり
・健常者がＡＴ限定免許を取る
という国は多くなく、他には韓国とアメリカ位です。
他の国ではＭＴ車が主流であり、ＡＴ車のレンタカーを借りるとか、ＡＴ車の中古車を買うのが困難な国も多くあります。
特にヨーロッパがその傾向が強いです。
（英国やドイツなど）
当然、そういう国では高齢者も女性もMT車を運転しています。
よって、将来そういう国に住むとかドライブ旅行に行く際は不便になる可能性があります。
■安全性について
安全はあくまでも運転者の気持ちや行動により決まるのが前提です。
なので本質的にＡＴ車とＭＴ車に安全性の差はありません。
ですが、現実的には
AＴ車は初心者であってもいとも簡単に片手片足運転が成立したり、
スマホ使用しながらの運転を可能にしてしまうという点があります。
なので、ＡＴ車は注意散漫運転が成立しやすいですし、厳罰化以降も、スマホを使用しながら運転をするバカで危険な
ＡＴ車ドライバーは日々何人もみかけます。これが現実です。
ペダル踏み間違い事故もMＴ車では非常に起きにくいです。
たまに衝撃映像で店舗の駐車場から運転ミスで店に突っ込む映像がありますが、あの手の映像はＡＴ車が主流の
アメリカと韓国と日本の映像ばかりです。
なお、日本や韓国では、
・高齢者の免許返納問題
・高齢者の深刻な人身事故
が問題化しています。
上記のようにMT車が主流の国ではこれらは社会問題化していません。
MT車を運転出来る高齢者の場合、安全運転能力や認知能力に
問題があることがほぼないためです。
MT車の運転は認知症予防になることも学術的に証明されていたりもします。
私の個人的な推測ですが、AＴ限定免許を取得してAT車しか知らない人が
高齢化した場合、今よりもひどいことになる可能性があると思っています。
あと20ー30年後ですかね。。。
今の高齢ドライバーの大半は、
AT限定免許制度がない時代にＭＴ車で免許をとり、実際にＭＴ車の運転を公道で過去にしていた人達です。
■コストについて
日本では１台の車を大事に長く乗る人は少数派ですが、キチンと維持管理をすればMT車の方が寿命は長いです。
また故障の際のコストもMT車の方が安いです。業務用車輛でMＴ車が多い理由がこれになります。
■周囲の偏見について
これは地球上で日本だけですが、
お書きのように「男でAT限定はダサい」という風潮がまだ一部に残っています。
しかし、そういう人間の中に実際MT車を所有し運転している人間はそう多くはありません。またAT限定でない免許をとっても、教習所卒業後にMT車を運転する経験をせず
ＡＴ車のみの運転経験をつめば、早い人は１年でMT車の運転ができなくなります。
また上記のような海外の一部の国では、偏見ではなく、
・なぜ健常者なのにAＴ限定なの？
と純粋に不思議に思われることはあります。
これは現地の常識がそうであるというだけで純粋な疑問になります。
■就職の有利不利について
そもそも免許必要という職種や企業を選ばなければ関係ないですし、
AT限定免許ではダメという仕事は本当に限られます。
なので有利不利はそういう業界や職種を選ぶときだけです。

>やはり免許はMTで取るべきですか？
↑あなたの人生なのだから決めるのはあなた自身です。
ただし、あなたの周囲の人たちの意見を見るに、あなたのいる環境でAT限定を取れば多少なりとも残念な人と言う印象を持たれます。
これから出会う人の中にも同様の人もいるでしょうし、逆に「え？今時はAT限定でしょ？」と言う人もいるでしょう。
あとはあなたが「男は云々」言われて気になるか？ならないか？ですよ。
周囲がみんなそれなので気になるならMT(限定無し)で取れば良いじゃない？
あなたの考えが正しいから何を言われても気にしないと思うならAT限定を選べば良い。
「~~するべき」なんてのは他人が決めることではありません。
あなたが気になるかどうかだけです。

この先就職先が工業系なら社用車でMTはまだ比較的あるので取っておいた方がいいでしょう。

未来の事なんて自分でもわからないのに、他人がわかるわけもありません。
AT限定免許だと、MTを運転する機会がたとえ一生に1度きりだとしても運転出来ないだけです。
AT限定と非限定、取得金額も1〜2万円の差、規定教習時間も3時間だけの差です。
どっち？と聞かれれば、両方運転出来る非限定を周りから薦められるのは当たり前です。
1番身近な人から薦められてるにも関わらず他人にAT限定でも大丈夫？と聞いているのは、単にAT限定で取得する理由探ししてるだけと思います。
なので、本当にどっちか迷ってるなら身近な人が言うように非限定で取得する事を薦めますが、AT限定で取得する理由探しの答えありきなら、車の運転は嫌々しても中々上達しない意味からも、AT限定で良いと思います。