出来れば、下記の事項の記入があれば回答し易いのですが、回答させて頂きます。
・車両本体価格
中古車の醍醐味は「安くて美味しい」事です。なので、相場から見て検討中の車が不当に高い場合は明らかにパスした方が良いですし、安い場合は、車の現状・整備記録簿・修復歴などを判断して検討すべき、となります。
走行8万kmのフランス車の購入は、「当たるも八卦、当たらぬも八卦」だと思います。
自身の経験ですと、走行8,9000kmで本体46万円のプジョー106S16。これは大当たりでした。
7年で3万kmほど乗りましたが(複数所有だったので走行少なめ)、その間、大きなトラブルは一度もありませんでした。
あったとすれば、稀にエンジン始動が不調な事と、ウインカーレバーの根元が折れた事だけで、走行に支障を来さない些細なトラブルです。
一方、走行8,3000kmで本体39万円のプジョー206RC。これは大外れ。
購入2年半で1万kmほど乗っていた間、購入後すぐに燃料スロットルのトラブル(アクセルのレスポンスが悪化する)により修理代5万円が発生、他にも、クラッチの滑りが気になり交換代13万円(まあ、これは試乗での確認不足が原因でなのですが)、他にも、ブレーキセンサーのエラー、エキマニ破損による不快な振動音、ウィンドウレギュレーターの劣化により半開きのウインドウが振動する、と散々でした。
反対に、走行距離が少ない中古車は、やはり程度が良かったです。
走行3,8000kmのアルファロメオ147TS、これは4年半1,7000kmでほぼノートラブル。まあ、オンボートCPUのエラーが多発したり、軽度のオイル漏れ、とあるにはあったのですが、まあ、イタリア車なのでご愛嬌です。
車両本体29万円と激安物件でしたので、大当たりといえるでしょう。
現在乗っている、ルノー・ルーテシア3RS。走行51,000で購入し、5,000kmほど乗りましたが、走行は驚くほどしっかりしていて、ほとんど不安感がないです。
まあ、購入後3か月目でエアコンブロワー故障で12万円というトラブルがあったのですが、販売店(ルノー正規ディーラー)によると珍しいトラブルで、車両本体も128万円と相場と比較すると格安であったので、まあ、仕方がなかったと割り切っています。
と、余談が長かったのですが、自分の見解ですと、
①車の状態を最重視する
走行8万kmとはいっても、それまでの使用状況、整備記録からいって、千差万別です。
やはり、しっかりとした試乗による現状確認、整備記録簿の確認が大事です。
車を購入する時は、つい勢いで決めてしまう事が多いので(まあ、自分は失敗したので偉そうな事は言えないのですが)、しっかりと、目を皿にして見極める事が大事です。
②販売店に頼らなくても良い
購入時で見極めたとしても、やはり、車は機械である以上、何らかのトラブルが発生したり、定期的なメンテナンスを行う事は避けられません。
その場合、購入店がルノーに明るい店ならばそのまま頼っても良いですし、そうでない場合は、ルノーのディーラーに行けば大丈夫です。
基本、輸入車ディーラーはユーザーを大切に扱うので、他店購入の場合でも、しっかりと対応して貰えるはずです。
③ルノーのオーナーになって欲しい
まあ、これは現ルノーのオーナーからの願いでもあります。
ルノーというブランドは、日本においては非常にマイナーな存在ながら、面白い車を多数販売して来て、課題のアフターサービスも大分改善が進み、値段も妥当であり、もっと売れても良いブランドです。
なので、ぜひ、オーナーになって頂き、ルノーの素晴らしさを世に広めて欲しいですし。
まして、ご検討中のカングーは使い勝手・走り共に素晴らしい車ですので、良い中古車を購入出来れば、必ずや楽しいカーライフを送れる事は間違いなしです。
いつか、カングージャンボリーでお会い出来れば良いですね。
(※カングージャンボリーでは、他のルノー車でも参加可能) |