簿記から説明すると大変なので、語弊が有るかもしれませんが簡単に。
1年間の売上が5,000万。社長の報酬も含めた総経費が4,000万。
まっとうな営業活動で1,000万残ります。
ここから税金を例えば20%納めます。残りが税引き後の利益で好きにできます。
1,000万のクラウンを買います。簡単するので期初に買ったとすると、現金は1,000万必要ですが、その1年間の経費には大体300万位を参入します。
その20%分税金が減ります。60万の節税。
翌年は40万くらいの節税となります。
で、6年後には1,000万が手元に残ります。つまり1,000万円で購入した設備は6年間で改修する仕組みです。
それと回収するときの費用分税金が少なくなります。
これが会社の経費で高級車を買う理由。
ただし、会社が儲かっていないと、また1,000万手元現金が無いと成立しません。
社長が役員報酬でマイカーを買うなら、会社の経費に算入しないので、前述の経費増の税金減や1,000万の回収はできないです。
また、社長は報酬が源泉徴収で税金を取られた残りから1,000万を払います。
当然回収はできません。
その違いです。
余談ですが、会社の経費で買ったクラウンを私用で使うと、本来は会社に使用料金を払うのが本筋です。
でもまあまあ的になります。
マイカーを別にもっていれば税務署の追求を逃れることがしやすいです。
当方は、当方、家内、息子、娘が役員なのでそれぞれ1台ずつ社有車として与えています。
税金、保険、整備、燃料費は会社負担にしています。
法人オーナー用カードで落とします。
マイカーは軽と大型バイクですが、これらは個人のカードで全て落としています。
実際に当方のアウトランダーPHEVは、毎日通勤や出張に使い、たまに買い物に行くけど、店舗用の備品や消耗品も買ってきます。
そのときもカードは使い分けています。
他人から見たら、それなりの車を経費で乗っていると思うでしょうけど、オーナー経営者って、365日24時間臨戦態勢ですし、仕事と私用の区別が難しいです。 |