カローラ COROLLAにハイブリッド仕様が登場しましたがヒット間違い無しなのでしょうか？

カローラ  COROLLAにハイブリッド仕様が登場しましたがヒット間違い無しなのでしょうか？
アクア AQUAとプリウス PRIUSの間の車格なのかなと思います。
どんなユーザーが購入するのでしょうか？
法人が多くなるのでしょうか？

カローラの月間販売台数が8000台、このうちハイブリッドの販売目標はアクシオが1000台、フィールダーが1500台の2500台です。
アクアやプリウスが月間2万台前後と言うことを考えれば、その10分の1。これに対してカローラHVはヒットすると言うほどの台数ではありません。
車格としては、国内カローラがベルタを統合したヴィッツセダンですから、ヴィッツのハイブリッド版であるアクアのセダン版です。
購入者層は、ハイブリッドでトランク付きのセダンが欲しいが、プリウスのセダンVerであるSAIのような3ナンバーでは、ガレージの大きさや家の前の道路幅の関係から難しいと言う5ナンバーにこだわる人達。
カローラの購入者の平均年齢は65歳とも言われています。カローラは新車で購入されて10年は乗る人が多いと言われていますので、「終(つい)の車」となる可能性が高いです。
カローラブランド自体、国内ではこの代か次で終わりじゃ無いですかね。すでにライバルだったサニーやシビックは消えているわけですし、サブネームが付いて久しいのですから。

エコカー・・・
ハイブリッド・・・
一種の新興宗教みたいになってきたよね(笑)
そこにある意味、車界新興宗教の祖とでもいうべきカローラが降臨されたワケだ。
売れない要素は・・・ないな。

多分売れると思います。
HVに特化しているﾌﾟﾘｳｽは燃費と空力を重視しているので、傾斜のｷﾂいAﾋﾟﾗｰや分割式Rrｳｨﾝﾄﾞｰの採用により視界があまり良くないです。(すぐに慣れますが)
独特なｼﾌﾄﾚﾊﾞｰもご高齢のﾕｰｻﾞｰからは抵抗があるでしょう。
ｱｸｱはｺﾝﾊﾟｸﾄなｻｲｽﾞで一形状も般的な5ﾄﾞｱHBでｼﾌﾄﾚﾊﾞｰも一般的なｹﾞｰﾄ式なので、ﾌﾟﾘｳｽに抵抗のある人には受け入れやすいと思いますが、ﾃﾞｼﾞﾀﾙﾒｰﾀｰやPOPなｶﾗｰﾘﾝｸﾞにためらう人もいると思います。
ｶﾛｰﾗは地味で実用的なｾﾀﾞﾝ&ﾜｺﾞﾝでｱｸｱと同じｼｽﾃﾑなので、手頃なHVは欲しいけど奇抜さや派手さを嫌う層にはｳｹると思います。

結論から言えば、そこそこ売れるでしょうが、ヒット間違い無しとは言えないでしょう。
ハイブリッドに乗るのは、『自分はエコしているんだ』と言う一種の虚栄心がありますから、見た目、売れてないカローラと変わらない、同じでは、ヒット間違い無しとは言えないでしょう。
実質的に、プリウスよりも使い勝手のいい、ハイブリッドとして、そこそこは売れるとは思いますが・・・。
まあ、こんな予想は、トヨタの販売施策しだいで、ころと代わりますが・・・。
今後の、日本の原発政策しだいで、電力価格、特にEV車が充電する深夜電力が上昇するようであれば、電気自動車はあまり売れないけれど、自民党が原発再稼働推進を進め、深夜電力価格が、安定するようなら、EV車が売れ、トヨタがは、プリウスの販売中心をプラグイン中心にすれば、カローラのハイブリッド仕様の売れ行きも上向きになるでしょう・・・。

結論から言えばヒットするでしょう。今やプリウスはかつてのカローラ以上に一般大衆車化していますので、カローラがハイブリッドになれば無難な車を選ぶ一般購買層がプリウスより一般的なスタイルのカローラにシフトするでしょう。ただハッチバックの便利さが浸透しているので、フィルダーの方が売れると思われます。カローラHBの価格が大衆車としては高いので、プリウスの競争力が残ったが、価格設定を20万円下げたら、プリウスは壊滅的に売れなくなるでしょう。プリウスの位置づけにトヨタは悩むところです。