トヨタのカローラ COROLLAのセダンは、「アクシオ」、カローラ COROLLAのワゴン Wagonは「フィールダー FIELDER

トヨタ YOYOTAのカローラ  COROLLAのセダンは、「アクシオ」、カローラ  COROLLAのワゴン Wagonは「フィールダー FIELDER」と、なぜ、サブネームがついているのでしょうか？

カローラのサブネームである「アクシオ」と「フィールダー」は、命名された時期や背景が異なります。
ワゴンのサブネーム「フィールダー」は、2000年8月にフルモデルチェンジした9代目カローラから付加されています。車名の由来はトヨタ公式サイトに載っていますが、「フィールド(野外)に出て遊ぶ人(のための車)」つまり若年層やアクティブな中高年層をターゲットにしたワゴン車をイメージさせるためのネーミングと思われます。
トヨタ公式サイト：カローラ フィールダーの車名の由来は何ですか？
http://toyota.jp/faq/car/yurai/0042.html
対して、セダンのサブネーム「アクシオ」は、2006年10月にフルモデルチェンジした10代目カローラから付加されています。
トヨタ公式サイト：カローラ アクシオの車名の由来は何ですか？
http://toyota.jp/faq/car/yurai/0040.html
ギリシア語の"AXIA"からの造語だそうですが、「アクシオ」のサブネームが付いたのには、別の大きな意味があります。
10代目カローラからは、海外版カローラと国内版カローラが全く別のクルマになったのです。海外版カローラは、プラットフォーム(車台)に先代(3代目)プリウスやオーリスなどと共通の「新MCプラットフォーム」を用いた3ナンバー専用車となり、国内版カローラは、プレミオ／アリオンと共通の「MCプラットフォーム」(「新」が付かない)を用いた5ナンバー専用車となりました(カローラフィールダーも同様)。
さらに現行11代目のカローラアクシオは、ヴィッツやアクアと共通の「Bプラットフォーム」を流用してボディサイズを縮小し、より国内専用色の強い小型セダンに仕立てられています。現行カローラアクシオは、カローラセダンの後継車というよりは、ヴィッツのセダンバージョンであるプラッツ → ベルタの事実上の後継車といっても差し支えないでしょう。現行カローラフィールダーも、アクシオと同じく「Bプラットフォーム」を用いてダウンサイジングされています。
トヨタは国内向けには、歴代カローラを乗り継いできたような高齢者や、カローラのセダンやワゴンを営業車に利用するような法人からの根強い5ナンバー需要に応えるために、わざわざ造り分けているのです。サブネームは、国内専用車(厳密に言うと香港とマカオにも展開していますが)であることの象徴となっています。

カローラシリーズで全部一括してカウントできるから売り上げ数を伸ばすにはいいのかも？

車の名前にも賞味期限があるんです。
カローラが発売されたころの若者は今高齢者になっています。
カローラという名前も時代がたって古びてきたんです。
つまりカローラと聞くだけで購買意欲が無くなる人が増えたんです。
そこで中心ユーザーの若返りを狙って車名を変えるケースが多いです。
日産は看板だったセドリックやブルーバードの名前を消してしまいました。
トヨタもコロナをコロナプレミオというサブネームの代を経てアクシオに変えました。
しかしカローラの名前を変える踏ん切りがなかなかつかないようです。
海外では立派にやっているようですしね。
いずれカローラの名前を外してプレミオ、フィールダーになるときが来るかもしれません。

To fukakyon_love_0203さん
昔は、カローラと言えばセダンが販売の中心でした。
なので、セダンでない車種には、ワゴンとか、ランクス等のサブネームを付けて区別を付けていた訳です。
しかし、今はセダンのモデルが売れない時代です。
にもかかわらず、カローラ系の代表の様にサブネームなしで販売するのは、変だという事から、セダンにはアクシオのサブネームを付けるようになりました。
で、現状での販売の主流であるフィールダーからサブネームをなくすには、カローラがセダンだった時代が永すぎて、客の混乱を招きかねないと言う理由で、フィールダーはそのままになっているのです。

『カローラ』だけだと、老人向け、安物、昭和っていうイメージが強くなってしまうので、多少なりともプレミアム感出したいのではないでしょうか。
逆にフィールダーはそっちのイメージに引っ張られて損をしているように思います。

ただカローラって言われてもセダンかワゴンか分かんなくなっちゃうからだと思います。