大特二種の必要性 - 二種免許って、利益を得る仕事をするのに必

大特二種の必要性
二種免許って、利益を得る仕事をするのに必要な免許ですよね？
バス運転手などでも大型二種免許で良いはずです。
大特二種免許って必要性が感じられませんが
この免許に意味ってありますか？
友人は「便宜上、存在するだけで意味はない」と言ってましたが？？

まず、活用できない免許でしょうね。
富士山に旅客ブルドーザーがあるけど、あれを富士山だけでなく街にまで集客するようになれば必要となるだろう。

強いてあげれば、二種の必要とされる運転代行として活用できるかも・・・
＜シチュエーション＞
大特トラクタで街に出かけ、つい酒を飲んでしまった・・・
乗って帰るのは危険だから、運転代行を頼んで後部座席に乗って帰ろう･･･
・・・というパターン。
そんな時の為に、運転代行会社としては、“大特やってます！”みたいな宣伝に使える（笑
＜補足１＞
すみません。念のため道路交通法の条文を確認しましたが、代行運転が認めているのは普通自動車だけでした。
大型特殊の代行運転は道路交通法上は認められていないようです。

＜補足２＞
lokalbahnさんへ
そういう講習や採用の基準がある事は知りませんでした。
しかし、大特二種の本来の趣旨とは違う気がします。
想像ですが、そちらの県の講習の基準は大特二種があるから基準としただけで、大特二種がそのために存在しているとは私は思えません。(道路交通法の条文にも二種は“旅客自動車運送事業に係る旅客を運送する目的・・・”とあります)
仮にですが、講習や採用など運転技術の基準として二種免許が存在するのであれば、大型自動二輪などにも二種が必要かと感じます。(教習所や技能検定員の採用基準になりますし、もし二輪を用いた公共事業があれば採用基準になりえます)
>それは仕事を知らない人の意見ですね。
質問者さんは運転免許の有効性(運転できる自動車など)を知りたいのかと見受けましたので、質問者さんも含めた全員を批判という形ではなく、“運転そのものでの活用ではないが・・・”と前置きをいれてご紹介という形がよかったのではと。
活用の方法としてのご意見としては大変参考になりましたが、べつに地域レベルの講習の基準について知っているからといって、“仕事を知っている人”とも思えませので。
＜補足３＞
警視庁発表の19年度運転免許統計からみても、豪雪地帯と呼ばれる地域で大型特殊二種免許の保有数が多いとは思えません。
大型特殊二種を持っている人は48030人。
豪雪地帯をみると、北海道は約1700人でその他の東北・北陸をみても福島県と新潟県で1000人をかろうじて超えるものの、その他の県は3桁の人数ほどしか所有していません。
むしろ、東京都や神奈川県は4000人超、埼玉県、千葉県、大阪府、兵庫県は2000人を超えているので、豪雪地帯で有効に使われる為の免許とは統計上からも感じられません。(免許所有数からみた大型特殊二種の割合で比較すると、秋田県、青森県が若干高いものの、豪雪地帯でない県も多いので比率が飛び抜けているように見えません)
むしろ、統計上は大型特殊二種とけん引二種とがどの県でも同じような人数であるため、大型特殊二種が必要と言うよりフルビットを狙った人が多いのではと見受けます。（大型特殊二種の保有率が若干高い秋田県と青森県も、けん引二種の保有率がほぼ同数である）

講習の要件は除外として基本的に大型特殊２種なんて言う車は存在しないのではないか？
大型で、特殊車両で、不特定な人を乗せる車なんて？
大型で牽引で２種なら、万博博覧会などでシャトルバス（連結）で見ますが・・・・・

その他にもおかしいと思うのが葬式屋の霊柩車に緑ナンバーで２種免許が必要な事です。
昔は要らなかったのに、行政指導と言う形で、霊柩車にも必要になりました。
葬式屋は運送屋ではありません。死体は荷物なので２種は不要、しかも葬式屋は死体の搬送自身で生業としていないのに

それは仕事を知らない人の意見ですね。
うちの県は雪が降るので除雪は自治体指定の業者が行います。
その場合は大型特殊免許と使用する機械の作業特別講習（例えばブルドーザーとか）を取得して
業務経験３年以上で初めて除雪作業講習が受けられます。
この講習は公安委員会と建設業協会の合同です。
この作業講習は毎年行われ該当年度の講習を受けないと除雪作業は出来ません。
だからといって大型特殊免許だけで受けさせてくるかというと実際は大型特殊免許２種を持っていないと受けられません。
警察からの指導もあって大型特殊免許２種を受けますというとどこの自動車学校の教官でも
除雪作業をするのだと理解してじっくり説明してくれます。
理由は除雪作業中に歩行者の巻き込み死亡事故が多く作業者に高度の技術を要求するためです。
試験自体は全く同じものですが合格点が１０点上がるだけで難しくなります。
趣味だと思っている都会の人達には分からない事情ですね。
ちなみに雪上車の免許なんて言っている人が居ますが
キャタピラをタイヤと交換できる車は普通免許や大型免許で運転できます。
これは特殊免許では違反になります。
雪上車でも特殊免許は常時キャタピラで交換できない車だけです。
さらにキャタピラも前輪、後輪独立の場合も特殊免許ではなく一般車です。

大特二種も牽引二種もぶっちゃ乗られる車は殆どありません。地域によっては（例えば鹿児島県など）受験すら行われていませんので取得すら出来ません。では何故存在するのか？私の考えでは二つの存在意義があると考えています。
１：
運転免許マニアの人。色々な人がいまして、運転免許を全て取得してしまおうと考える人が少なからずいます。実は私もです。ご存じの通り大特二種も牽引二種も教習所で技能免除にする事は出来ません。つまり少なくてもこれらの免許を取得している方は試験場での技能試験に合格した人です。つまり・・・自己満足の象徴ですね（笑）
http://www.eonet.ne.jp/~toshikazu-mur/dlicence/image/licence2.jpg
２：
結構有効な使い方なのですが、大型／中型／普通二種を試験場で取得する為には、まずは二種の学科試験に合格しなければいけません。この学科試験に合格すると、技能試験を受験出来るのですが、この有効期限が半年なんですね。半年の間に何度も受験し、取得出来るのであれば問題ないのですが、都会など受験者が集中する地域では、一ヶ月に一度程度しか受験できないこともザラです。ですので学科試験に受かっても、技能試験が５～６回しか受けられないという事になります。半年を過ぎてしまうと再び学科試験を受けなくてはいけません。
しかし大特二種でも牽引二種でも取得すれば、それ以降の二種受験は学科試験が免除となります。ですので、まずは比較的試験難易度の低い大特二種を取得し、二種学科試験を免除するという使い方をする人は結構多いのではないかと考えます。
まぁ、考え方は人それぞれなんで、取得するかどうかはゆっくりお考え下さい。

なるほど、いい質問です。
まともな思考回路をしている友人が近くにいて羨ましいです。
数年前ですが【資格オタク】になった時期があり、ハードルの低い国家資格として
まずは自動車運転免許を全制覇しようと考え、セコセコと府中試験場へ通ってました。
当時は免許を１つ取るごとに達成感に満ちあふれ、幼馴染み等に熱く技能試験内容を語ってましたが、
よくよく相手を見ると、皆シラけ気味に聞いてくれていたのに遅ばせながら気づき、
その後は恥ずかしくて家族にも話しませんでした…orz
自分自身、まったくもって当時は麻痺していたと後悔しているほどです。
さて、質問内容ですが大特二種免許は現時点において、営利目的で運行する企業が存在しません。
よって免許の本質としては、全くもって無意味な状況です。
ただ、運転免許全制覇を考えている輩にしてみると二種免許の取っ掛かりとして大変便利なカテゴリーなのです。
二種免許の中で最もハードルの低い大特二種を取得しておけば、他の二種を受ける際にタイミング的な時間が開いても
二種の学科試験を受ける必要が無いため、焦らずに次のカテゴリーの二種免許について予約を取る、若しくは練習することができるからです。
本当に無駄な余談ですが、私の場合は二種の取得順だと「大特二種→普通二種→大型二種→けん引二種」の順番で取りました。
仕事で運転免許は一切使いません。
似たような境遇の暇人が府中試験場に行けば、必ず複数名います。ｗ
ホント、日本は平和ですね。。。失笑

ご存知の通り、大特二種免許が活用できる場所は、
日本全国どこにもありません。
また、けん引二種免許が活用できる車両は、
東京のつるつる温泉のトレーラーバスの１箇所だけです。
ということで、旅客輸送用の運転免許としては、
この２つの資格はほとんど無意味です。
ただ、建設会社などでは、
運転技量や安全運転技術の向上の為に、
大特二種を敢て取らせる所もあるようです。
また、運送会社やバス会社などでも、
運転技量や安全運転技術の向上の為に、
けん引二種をあえて取らせる所があるようです。
なので、この２つの二種免許は旅客輸送のためではなく、
運転技量や安全運転技術の向上の為の制度、
のような捉え方で良いのではないかと思います♪
利用価値のない免許が取得できる制度を、
わざわざ法律で作ってくれているのだから、
（せっかく税金払ってることもあるし）
いっちょチャレンジしてみっか～！
というようなスタンスでOKだと思います。
この免許 意味はないけど 自己満足
お粗末さまでした(^^)♪
by フル免許所持