昭和40年代の免許制度や警察の対応 - 先日実家に帰った際、親父

昭和40年代の免許制度や警察の対応
先日実家に帰った際、親父(車と二輪を一発試験で取得)と免許の話になりました。
・二輪免許に小型・中型・限定なしの区分が出来る前、試験車両が125ccのカブだったそうです。それで合格したら750ccだろうが何だろうが乗れたとのこと。今125ccのカブが試験車両だったら普通二輪小型AT限定しか取得出来ませんね
・親戚から貰ったナンバー登録してないカブがあったそうなのですが、二輪免許取得のために近所の河原で練習してたら警察がきて職務質問を受けたそうです。その際「これから二輪免許を受けるんで練習してました」と言ったら「そうか、がんばれよ」と無罪放免だったそうです。今だったら確実に無免許運転+無保険や無車検で検挙ですよね。
・学科当日に実技もあったらしいのですが、実技に落ちたら「学科受かってるから原付か小特に切り替えてやろうか？」と言われたそうで、親父の免許には原付と小特がついてます。私は旧制度の小特抜けフル免許だったので小特がうらやましい（笑）
今の常識からは考えられない話なんですが、他にこういったエピソード持ってる人はいますか？それにしても平和な時代だったんですね～。

＞試験車両が125ccのカブだったそうです。
＜カブ？１２５ｃｃのカブ見たこと有りません。
昭和４０年代の試験＆教習車両はホンダ、ヤマハ、スズキ，カワサキのビジネス・オートバイや富士重工業のラビットでしょう。
この時期（昭和４０年代初頭～中頃）が最も２連免許が簡素化された時期でも有ります。
昭和３０年代には『第二種原動機付自転車免許⇒昭和３５年から昭和３９年(1964年）まで存在した免許で以降は自動二輪免許に組み込まれるものの何度もの変遷の後に現在の普通自動二輪免許(小型限定）となる。』
第二種原動機付自転車免許で乗れたバイク⇒50cc超125cc以下
＞二輪免許取得のために近所の河原で練習してたら警察がきて職務質問を受けたそうです。
＜河原＝警察などの公道・公共の為のものと言った考え方は昭和４０年代には余り無かったのでしょう。
友人グループ（ツーリングクラブ）は都道府県立競技場・駐車場で昭和４０年代に白バイを運転させてもらっています。

その区分ができる前の話です。
亡くなった私の伯父は、S26年の改正前に「普通免許」をとったので、S26年に大型免許と二種免許の制度が導入されたとき、大型二種に化けました。つまり、一種免許何もなしで「大二」です。
で、母は、S38年に「軽自動車免許」を取って、250ccまでのバイクに乗っていいことになりました。バイクの保険について調べれば分かりますが、126-250ccは車両法では軽自動車なんですね。それがS40年に自動二輪免許の制度ができて（ちょうどお父さまの時代）、250cc限定のはずが限定なしに化けました。今では大自二を持っていますが、私が生まれてから30年以上、母がバイクに乗るのを見たことがありません。

子供の頃大人の人に聞いた話ですが、
・ビール数本飲んで検問されても捕まらなかったそうです。
・通りの少ない公道で車の練習（縦列駐車）やっていたそうですが、お巡りさんに「練習しています」と言って同じように「気をつけて頑張って」と言われたそうです。

今は何かにつけすぐネットで話題になり、特定され責任問題になりますので、そんなことやらなくなったのでしょう。

免許制度のはじめの方はとてもゆるく、自動車免許取得の際に窓口で「２輪（限定なし）か大型どっちつける？」と聞かれ、おまけのようにつけてもらえたようです。知り合いがいた高齢者だけのツーリングクラブのほとんどがそのおまけで大型バイクを楽しんでいました。
あと川原の２輪練習の話ですが、今では厳重注意くらいになると思いますが「無免許運転+無保険や無車検で検挙」はできません。やっているところが公道ではありませんから。私有地内なら警察も来ませんから２輪や４輪も練習できますよ。