2015年12月に発売した4代目プリウス PRIUSの売れ行きが低迷して
2015年12月に発売した4代目プリウス PRIUSの売れ行きが低迷しているのはなぜでしょうか? 自販連の新車販売台数データでは、プリウスは2017年1月~6月の合計販売台数で1位です。低迷しているとはとても言えませんね。1 プリウス 91,246台 前年比64.0%
2 ノート 84,211台 同163.3%
3 C-HR 79,303台 前年比なし
4 アクア 64,168台 前年比71.8%
5 フリード 61,057台 同335.7%
ただし前年比が64%ですので、確かに勢いは落ちてますね。
原因はこのデータにも現れていると思います。日産ノートe-POWER、ホンダフィット/フリード/ヴェゼルのハイブリッドモデルなど、ハイブリッド車の選択肢が広がったからです。またトヨタ自身もC-HR、ヴィッツ、カローラ、シエンタ、ノア/ヴォクシーなどハイブリッド車のラインナップが充実しており、2009年の3代目プリウス発売時みたいに需要が一極集中するような状況ではありません。
現行プリウスの奇抜な外観が避けられている面もあるかもしれませんが、それ以上に選択肢の充実の方が要因としては大きいと思います。 先代は、ライバルのホンダインサイトがかなり思い切った価格で販売されたため直前に価格を相当下げたことによりかなりお買い得価格になりました。
たぶん、後出しの利点としてインサイト潰しを図ったものと思います。
結果、一気にプリウスが販売を伸ばした一方、発売直後にかなり売れたインサイトが、プリウスの発売により一気に売れない車になってしまいました。
先代プリウスは、値引きはほとんどされませんでしたが、それ以上にお買い得価格が功を奏し爆発的に売れたのです。
確かにデザイン的にも歴代で一番オーソドックスですが、あの価格無くしてはあれほど売れなかったと思います。
それに対して、現行プリウスは価格も上がりましたし、デザインも万人向けではなくなりました。またハイブリッド技術も熟成されたことにより進化が感じられません。
しかし、現行プリウスが売れないと言うより先代プリウスが売れ過ぎたということだと思います。 デザインの押しが強くなったけど、中身はほぼ先代のままですし、室内もリアが若干狭くなってる。
使い勝手的には先代の方がイイんですよね。 見た目通り!
あれがカッコいいと思います? 三代目プリウスのオーナーは、アクセルとブレーキを踏み間違えるようなジジィだらけ、
代変えに、今のデザインのプリウスに代えるようなのはいないから、 魅力に欠けるのでしょう。
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