スズキがインドで新型セダンを公開スズキは11月11日、インドで新型「ディザイア」を発売した。 ディザイアは、スズキが販売するコンパクトセダン。初代は、同社のコンパクトカー「スイフト(ZC型)」をベースとした2008年登場の「スイフトディザイア」で、2012年には2代目へとモデルチェンジ。2017年に登場した3代目では車名を「ディザイア」へ変更した。 これまでインド国内で累計270万台以上を販売した同社の主力モデルであり、新型はインド国内だけでなく、インド周辺国や中近東、アフリカや中南米、アセアン市場への輸出も行われるという。 実質“スイフトセダン”とも言えるディザイアだが、新型は「Progressive Stylish Compact Sedan(先進的でスタイリッシュなコンパクトセダン)」をコンセプトに、先進性を強調。 歴代はヘッドライトなどをスイフトと共用していたが、新型では現行スイフトと差別化が図られている。スズキによると、伝統的なデザインを求める従来のセダンユーザーだけでなく、先進技術やスタイリングに関心が高い若いエントリーユーザーにも選んでもらえる商品として開発したという。 >>新型ディザイアと現行スイフトを写真で見比べる ◎あわせて読みたい: 価格は約124万円から、詳しいスペックは?エクステリアでは、コンパクトながらセダンらしい伸びやかで美しいデザインを採用し、切削加工が施された2トーンホイールやトランクスポイラーなども装備。LEDヘッドランプは先進的な印象を与える精巧なディテールが特徴となっている。 新型ディザイアのボディサイズは、全長3995mm×全幅1735mm×全高1525mm。スイフトがベースということもあり、トヨタ「カローラアクシオ」よりもさらに一回りコンパクトとなっている。 インテリアは、インパネはスイフトと共通ながらも、ベージュとブラックの色の組み合わせにより落ち着いた印象としているという。 >>新型ディザイアと現行スイフトを写真で見比べる パワートレインは、60kW(81.58PS)/111.7Nmを発揮する新型Zシリーズ1.2Lガソリンエンジンに5MT/5AGS(オートギアシフト)の組み合わせ。燃費は25.71km/L(5AGS)で、スズキによるとインドで最も燃料効率の高いセダンだという。なお、燃料はガソリンだけでなくCNG(圧縮天然ガス)にも対応する。 そのほか、全グレードに6エアバッグ、ESP(車両走行安定補助システム)、ヒルホールドコントロールなどを標準装備し、ディザイアの強みである経済性だけでなく安全性能も進化させた。さらに、360度カメラやワイヤレスチャージャー、電動サンルーフなども装備する。 インドでの価格は67万9000~96万9000ルピー。日本円でおよそ124~176万円となっている(1ルピー=1.82円)。 (終わり) ◎あわせて読みたい: |
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