「アルファード/ヴェルファイア」が一部改良トヨタは12月20日、「アルファード/ヴェルファイア」にプラグインハイブリッド車(PHEV・6人乗り)を追加するとともに、ガソリン車・ハイブリッド車(HEV)の一部改良モデルを発表した。 アルファード/ヴェルファイアは、日本を代表するキング・オブ・ミニバン。現在販売されるのは2023年6月に登場した4代目で、納期などの問題からグレードやボディカラーを大幅に絞って販売が行われていた。 今回追加されたのは、PHEV車とアルファードの8人乗り廉価モデル(Xグレード)。さらに、「アルファード エグゼクティブ・ラウンジ」をベースに専用リアシートなどを装備した4人乗りショーファードリブン仕様「アルファード スペーシャス・ラウンジ(HEV/PHEV)」も追加設定する(架装はトヨタ車体が担当)。 さらにヴェルファイアには、専用色「プレシャスメタル」が設定され3色展開となったほか、ガソリン車・HEV車にはデジタルインナーミラーが標準装備となり、JBLプレミアムサウンドシステムと14インチリアエンターテインメントシステムの設定が「Z」「Z プレミア」にも拡大された。 >>「アルファード/ヴェルファイア」改良モデルを写真で詳しくチェックする ◎あわせて読みたい: 急速充電も備えオールマイティに使えるPHEVシステム今回新たに設定されたPHEV車は、急速充電にも対応した2.5Lプラグインハイブリッドシステムを採用する。 システム最高出力は225kW(306PS)で、満充電状態のEV走行換算距離は73km。目的地までの経路を先読みし最適な区間をEV走行することで燃費を向上させる「先読みEV/HEVモード切り替え制御」を採用し、ハイブリッド燃費は16.7km/Lを達成する。 静粛性や乗り心地を高め、同車のコンセプトである「快適な移動の幸せ」を追求したのも特徴だ。大容量のリチウムイオンバッテリーを床下に搭載し、EV主体の静粛性の高い走りと、低重心で安定した乗り心地を実現。停止間際の急激なノーズダウンを抑制する「スムーズストップ」制御を採用するなど、快適性にも配慮されている。 さらに、内装材への遮音材の追加など静粛性も高め、電気のみでエアコンを作動できるので待機時にエンジンをかけずに済むなどショーファーカーとして環境にも配慮している。 >>「アルファード/ヴェルファイア」改良モデルを写真で詳しくチェックする PHEVならではの機能として、最大1500W(AC100V)の外部給電機能を標準で備えたほか、付属の「ヴィークルパワーコネクター」を充電インレットに差し込むことで外部給電コンセントとしても活用できる。 V2Hにも対応し、EV給電モードだけでなくエンジンを発電機として使用するHV給電モードも備え、停電や災害時の蓄電池としての利用も見越している。 なお、デザインではエクステリアに専用19インチアルミホイールを装備し、インテリアでは本杢ステアリングホイールとウルトラスエード貼りの天井を採用した。 ◎あわせて読みたい: Xグレードの価格は510万円新型アルファードの価格は510万円から1065万円、新型ヴェルファイアの価格は670万円から1085万円。 ガソリン車・ハイブリッド車の一部改良モデルの発売は2025年1月7日、PHEV車とスペーシャス・ラウンジの発売は2025年1月31日となっている。 >>「アルファード/ヴェルファイア」改良モデルを写真で詳しくチェックする <アルファードのグレード一覧> <ヴェルファイアのグレード一覧> ガソリンモデルの廉価グレードは今回設定されなかったが、グレードの充実で“キング”の地位がさらに盤石となる無敵のラインアップが完成したと言っていいだろう。 (終わり) ◎あわせて読みたい: |
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