「マツダ渾身の1台」の評価はいかに「日本カー・オブ・ザ・イヤー 2024-2025」の10ベストカーにも選ばれるなど、2024年を代表するモデルのひとつとなっているのがマツダ「CX-80」です。 CX-80は、マツダの次世代を担うべく開発が進められた「ラージ商品群」の最後の1ピースであり、堂々たるボディと流麗なデザイン、希少な3列シートSUV、さらにはディーゼルハイブリッドをふくむさまざまなパワートレインなど、数多くの注目ポイントをもった1台です。 >>CX-80やライバルモデルの内外装をギャラリーでチェックする そのおもなライバルとなるのはトヨタ「ハリアー」や日産「エクストレイル」、三菱「アウトランダー」、あるいは同門のマツダ「CX-60」といった国産上級SUVですが、多人数乗車が可能であるという点にフォーカスすると、トヨタ「アルファード」やホンダ「オデッセイ」などの高級ミニバンも比較検討の対象となるかもしれません。 また、国産車離れしたスタイリングをもっていることから、輸入SUVと比較検討される機会も多そうです。 そんなCX-80ですが、2024年10月の発売以降着実に納車が進められており、btyにもユーザーからのコメントが続々と寄せられています。 実際にCX-80を購入したユーザーは、なにを思うのでしょうか? |あわせて読みたい| デザイン面の評価は最高クラス!CX-80に対するユーザーコメントを見ると、やはり内外装のデザインを高く評価する声が多いようです。 具体的には、「内装も外装も、派手すぎないけど質感がよい」「流れるような美しさもありつつ、マッチョさもある」「実物は本当にかっこいい」といったコメントが見られます。 >>CX-80やライバルモデルの内外装をギャラリーでチェックする 一方、「ゴルフバッグが4つ縦積みにできる」「CX-8と比べて機能や装備が進化している」などのコメントも見られるなど、そのデザインが機能的にも優れたものであることがわかります。 ただ、「ラゲッジルーム下の収納(サブトランク)が小さい」と感じるユーザーが一定数存在するなど、収納面についてはやや課題もあるようです。 また、「CX-60とはもう少し差別化してほしかった」「CX-60では選ぶことができたホワイトの内装がCX-80では選べない」など、CX-60と比較した際のネガティブな点を指摘する声もあります。※内装色についてはCX-80でもホワイト系が選べるグレードが存在。 これらの点については、年次改良やマイナーチェンジでの進化が期待されるところと言えそうです。 |あわせて読みたい| 乗り心地は大きく改善。低速時は改善の余地あり?CX-80にさきがけて登場したCX-60は、発売直後より足回りの硬さやトランスミッションのギクシャク感に対する不満の声が多く、さらには度重なるリコールがおこなわれるなど、ニューモデルならではの難しさが浮き彫りとなりました。 そうした背景があったことから、CX-60とプラットフォームなどを共有するCX-80に対しても、発売前から不安を覚えるユーザーが少なくありませんでした。 その一方で、実際にCX-80を手に入れたユーザーからは「CX-60のネガティブ要素もなくなっていると感じる」「停止から加速していくときの小刻みなシフトアップや、走行中から減速したときの小刻みなシフトダウンは、ほんとに気持ちいい」といったコメントも寄せられるなど、懸念されていた点についてはかなりの改善が見られるようです。 なかでも、「硬くもなく柔らかくもなく、見事なしなやかさで最高」「高速道路の乗り味はCX-8より安定している」といったコメントは多く、総合的な乗り心地は大きく向上していると感じているユーザーが多い印象です。 ただし、低速時には多少のギクシャク感を感じるという声も散見されることから、利用シーンによって評価がわかれることがあるかもしれません。 >>CX-80やライバルモデルの内外装をギャラリーでチェックする |あわせて読みたい| CX-8から乗り換えたオーナーの〇と×は?マツダの3列シートSUVという点から、CX-80はすでに販売が終了している「CX-8」の事実上の後継モデルという位置づけです。 そのため、CX-8からの乗り換えというかたちでCX-80のオーナーとなったユーザーも少なくないようです。 そうしたユーザーの声を総合すると、「大排気量化したことによるパワフルな走り」「室内空間の広さ」「安全装備や快適装備などの進化」「おもに高速走行時における乗り心地の改善」といった点が、CX-8と比べてCX-80が高く評価されていることがわかります。 その一方で「全体的に高価であること」「ボディサイズが大きくなったこと」「一部の収納スペースが小さいこと」などの点は、CX-8に対してネガティブに感じるユーザーも少なくないようです。 このように、いくつかの課題はあるものの、「国産車としては唯一無二」「ライバルは国産車ではなく輸入車」といった声があることからもわかるとおり、総じて見ればCX-80は非常に評価の高い1台であると言えそうです。 >>CX-80やライバルモデルの内外装をギャラリーでチェックする マツダは年次改良によって着実にアップデートしていくことで知られています。快調なスタートダッシュを決めたCX-80が、今後どのように変化していくか注目です。 (終わり) |あわせて読みたい| |
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