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新型メルセデス・Bクラスは次世代ディーゼルでBMWに勝負を挑む

2018-12-13 07:00| post: biteme| view: 772| コメント: 0|著者: 文:小沢 コージ /写真:メルセデス・ベンツ日本

摘要: ドイツはディーゼルをあきらめていない まさかここまでネタ豊富だったとは! スペインのマヨルカ島で乗ってきた新型3代目「メルセデス・ベンツ Bクラス」だ。そもそもハッチバックの「Aクラス」を皮切りに、スタイ ...

新型メルセデス・Bクラスは次世代ディーゼルでBMWに勝負を挑む

ドイツはディーゼルをあきらめていない

まさかここまでネタ豊富だったとは! スペインのマヨルカ島で乗ってきた新型3代目「メルセデス・ベンツ Bクラス」だ。

そもそもハッチバックの「Aクラス」を皮切りに、スタイリッシュセダンの「CLA」、その派生の「CLAシューティングブレーク」、SUVの「GLA」と総勢5車種まで増えたメルセデスの新世代FFコンパクト。中でも2006年に日本に上陸した実用ハッチバックの初代Bクラスは、当時珍しい床下サンドイッチ構造もあって見た目ずんぐりむっくり。

その分、リアシートやラゲッジが広く、日本では当初年間7000台以上も売りきった実力者とはいえ、まさにカッコよりも実を取ったジミな家族向けだったのだ。

ところがコンパクト群は2011年の2代目Bクラスから全面刷新。チーフデザイナー曰く、センシュアル・ピュリティ(官能的純粋さ)、小沢的にはセクシー&ワイルドと言いたくなる新デザイン路線を選択。イッキに若返りを図っている。

しかもこのコンパクト革命には段階があり、その次の2018年デビューの新型4代目Aクラスから中身も大幅革新。新世代プラットフォームのMFA-IIを纏い、半端ないクオリティの高さ、走りも獲得し始めたのだ。

装備的にも兄貴分の「Cクラス」はもちろん、より上級な「E」&「Sクラス」も未採用の音声対応のMBUX(メルセデス・ベンツ ユーザー エクスペリエンス)を初搭載。

さらに今回驚いたのが、既にFRメルセデスには搭載済みの新世代2Lディーゼルを横置化して搭載するってこと。これが前代未聞の2段階のSCR触媒を備えるだけでなく、このディーゼルモデルを日本でメインに展開する予定だってことだ。今や日本ブランドはもちろん、一部欧州ブランドも脱ディーゼルの方向。しかし当のドイツブランドはまるで諦めてないのだ。

意外にも初ネタ尽くしのBクラス。小沢も期待してマヨルカ島に向かったわけである。

Aクラス同様に走るスマホ感を満喫できる

まずは気になるデザインだが…むむ! 10月に日本上陸した新型Aクラスと同じく、新世代のシャープなシャークフェイスを纏ったフロントは確かにワイルド&セクシー。一体感が増し、特にリアのツルっと角の取れた曲線美はなかなかだ。

全体フォルムは全長×全幅×全高=4419×1796×1562mmで現行より26mm長く、10mm幅広く、4mmダウンしていてよりスポーティ。ホイールベースは30mmも伸びている。

とはいえやっぱりノーズのもっさり感はAクラスほどスポーティじゃない。よりイマ風美人にはなった、でもやはりお母さんっぽさは隠せない「新美魔女系」とも言うべきか?

一方、インテリアはワンランクもツーランクもプレミアム感アップ。インパネは新型Aクラスと共通かと思いきや、あえて専用デザイン。これがスクエアで見易いだけじゃない。そこかしこにプレミアムなカーボン風パネルが奢られ、新型「CLS」にも採用済みのジェットタービン風送風口も備わる。それもステアリングと合わせてプラチナシルバー素材で覆われ、キラキラと分かり易くオシャレ。

さらに圧巻はオプションとは言え10.25インチ(26cm)のワイドスクリーンが左右2連で備わる新世代インフォテイメントシステムであり、同時に備わる新世代のボイスコントール、MBUX(メルセデス・ベンツ ユーザー エクスペリエンス)だ。コイツが新型Aクラス同様「ヘイ、メルセデス」と声をかければ機能が立ち上がり、「エアコンを1度下げて」と言わずに「I'm hot」(ワタシ暑い)と言えば空調が変えられるだけじゃない。「今の東京の天気は?」とか「BMWは好き?」という無茶ぶりにも答えてくれるとはいえ実は小沢の発音能力ではなかなか反応してくれず、ぶっちゃけ反応率3割程度。しかし日本語対応も鋭意進んでおり、これほど「走るスマホ感」を演出できるクルマもない。つくづく日本導入が楽しみだ。

ライバル・BMW 2シリーズにガチンコの勝負を挑む

最後になったがやはり格段に進歩したのは走り味。中でもシビれたのは、今までのFFメルセデスらしからぬ上質な乗り心地だ。今春初試乗した新世代Aクラスにも感じたテイストだが、まさにメルセデス・イズ・バック! 80年代の190シリーズやW124型「Eクラス」にも相通じる懐の深い走り味を獲得している。

具体的にはコンパクトカーのクセして、路面の凹凸を塗りつぶすようなSクラスもビックリの乗り心地や、世界の引力をコントロールするかのようなハンドリングだ。

正直Aクラスより微妙に車重が増し、車高が高くなった分、全体におっとりした部分もあるが、それをまた新世代ディーゼルエンジンがカバー。

それこそが日本にも上陸予定の新型「B200d」で、2L直4ディーゼルターボが150hp&320Nmの余裕のパワー&トルクを発揮するだけじゃない。今までのディーゼルに比べ、爆発を全体で抑えたような独特の滑らかさを持ち、燃費も欧州モードで最良4.2L/100km=23.8km/Lの好スペックを獲得。

これが同時に今までにない2段階のSCR触媒と、既存の酸化触媒と改良型DPFを備えることにより、NOxとPMをほぼ完璧に除去。欧州で2020年から始まる厳しいユーロ6d NORM基準をひとあし先にクリアするのだ。

しかしなぜ今になって日本導入? と聞くと担当者は、メルセデスとしてディーゼルは今後減っていくだろうが、まだまだ改良して残すべきパワートレインと考えているのと、ライバルたるBMWの2シリーズ・アクティブ&グランツアラーに対する対策。

そう、日本でもこの実用プレミアムハッチバックはディーゼルが標準になりつつある。要するにスタイル、走り味、パワーの全面でライバルにガチンコ勝負を挑むつもりなのだ。

いろんな意味で注目のBクラス。来年には直にその目でスタイル、走りを確かめていただきたいものですよ。

スペック

【 B 200 d 】
全長×全幅×全高=4419×1796×1562mm
ホイールベース=2729mm
駆動方式=FF
車両重量=1535kg
エンジン=2.0L直列4気筒DOHCターボディーゼル
最高出力=110kW(150hp)/3400-4400rpm
最大トルク=320Nm/1400-3200rpm
トランスミッション=8速DCT
使用燃料=軽油
サスペンション=前:マクファーソンストラット式
        後:マルチリンク式
タイヤサイズ=205/60R16
0-100km/h加速=8.3秒
欧州複合サイクル燃費=4.5-4.2L/100km
※欧州参考値


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