グッドイヤー「アシメトリック6」を河口まなぶが徹底チェック!グッドイヤーが発表した最新のウルトラハイパフォーマンススポーツタイヤ「EAGLE F1 ASYMMETRIC 6(イーグルF1アシメトリック6)」。 2023年に創立125周年を迎えたグッドイヤーにとっても期待のニュースペックタイヤで、「全てをあきらめない」を開発コンセプトに、従来のアシメトリック5からあらゆる性能を全方位で向上させたという。 その真価を確かめるべく、モータージャーナリストの河口まなぶさんがイーグルF1アシメトリック6を装着したフォルクスワーゲン「ゴルフGTI」をテストドライブ。河口さんのYouTubeチャンネル『LOVECARS!TV!』と連動して、市街地、高速道路、そしてワインディングと走るシチュエーションを変えながらフィーリングを語っていただいた(※動画はP.4に掲載)。 また、テストドライブには日本グッドイヤーでEAGLE F1市場開拓チームを率いる水島彰也さんにも参加していただいた。先に河口さんが一人でドライブして忌憚のないインプレッションを語り、次に水島さんと同乗しながらイーグルF1アシメトリック6の特徴についてインタビュー。河口さんのインプレッションと、タイヤの技術的な裏付けがリンクした面白いテストドライブが実現した。 >>グッドイヤーの新作「イーグルF1アシメトリック6」の詳細はこちら! 従来のスポーツタイヤとは一線を画す最初に河口さんが踏み出したのは、東京お台場周辺の一般道。観光地として有名なエリアだが、意外と大型トラックの流入も多く、路面の凹凸やアンジュレーションも変わりがちだ。河口さんは最初に駐車場から出る時の、ひと転がり目からイーグルF1アシメトリック6に好印象を持ったようだ。 河口:スポーツタイヤというとザラザラとした、いかにも摩擦を生んでいるぞという印象がつきものですが、イーグルF1アシメトリック6はそれとは違う、まろやかな接地感が印象的でした。交差点を曲がったり、車線変更をした時のスーッとスムーズに走れる接地感もいいですね。 スポーツタイヤはハンドルを切った時にある種の抵抗感も感じるものですけど、イーグルF1アシメトリック6はステアリングを通して伝わるフィーリングにもコンフォート性が際立っています。従来のスポーツタイヤとは一線を画す印象ですね。 そういった河口さんの感想に対し、水島さんはイーグルF1アシメトリック6が持つ「タイヤ全体で路面をいなしながら走る設計」を、ひとつの理由として挙げる。ステアリングやブレーキを操作した時にタイヤに加わる負荷に応じて、接地面積が拡大する技術「ドライコンタクトプラステクノロジー」を採用しているため、クリアな接地感と応答性を実現しているとのことだ。 また、イーグルF1アシメトリック6はタイヤ自体の軽量化を実現するとともに、新しい樹脂素材を配合したコンパウンドも採用。ラウンドしたサイドウォール形状で車体側面の乱流を抑え、軽量化と新コンパウンドとの相乗効果で転がり抵抗を低減させているという。 水島:転がり抵抗の低減は燃費の改善に貢献し、電気自動車の走行距離を伸ばす効果も期待できます。それがスムーズで滑らかな走行フィーリングに結びついているところもあると思います。 >>グッドイヤーの新作「イーグルF1アシメトリック6」の詳細はこちら! 高速で一段と際立つ高い静粛性時に大きくうねる一般道の路面でも、滑らかな走りを実感したところで、次なる走行ステージの高速道路へと移動。お台場からアクアラインを経由して千葉方面へと向かった。そこで市街地を走っていた時にも増して実感させられたのが、静粛性の高さである。 河口:路面から伝わるノイズに、一枚抑えが効いたような感覚で、とても静かです。スピードレンジが上がるとロードノイズも大きくなるものですが、高速でも静粛性がしっかりキープされています。 また、高速につきもののジョイントを通過する時も、挙動を乱されることなくしっかり踏ん張ってくれますし、音もトンっと小気味いい感じ。ゴルフGTIだと、もう少しバシッと大きめの入力があるはずですけど、そこも軽減されていました。 アクアラインを通過し、木更津JCTに差し掛かると、クルマは大きく旋回するように右カーブへ突入。館山自動車道へと合流する。 河口:クルマをピタッと走らせる直進安定性もさることながら、深いカーブをしっかり踏ん張って曲がっていけるところも安心感が高いです。 高い速度で走っている時のタイヤの吸着感は、あり過ぎてもヒョコヒョコした感じになりがちですけど、イーグルF1アシメトリック6はそこを感じさせない。穏やかに走っていられるスポーツタイヤという、他に例を見ないタイヤと言えそうです。 静粛性能に関しては水島さんも特に自信を持っている部分だそうで、イーグルF1アシメトリック6にはロードノイズとパターンノイズの両方を低減する、新たなトレッドパターンが採用されている。 水島:まずパターンノイズですが、トレッドのセンター部に刻まれる横溝を従来より細かくしたことで共鳴音を低減しています。タイヤが回転した時に4本の縦溝に取り込まれる空気が起こす音を気柱(きちゅう)共鳴音といいますが、その空気を横溝からうまく逃がすことで気柱共鳴音を低減しました。アシメトリック5に対してパターンノイズは25%低減されています。 ロードノイズに関しては、ショルダー部に刻まれている横溝に工夫を凝らしています。溝の側面を斜めに彫り込むように“面取り”をしてあげることで、タイヤが路面に触れた時の叩き音を緩和しています。これにより、市街地はもちろん、速度域の上がる高速道路でも快適な静粛性をキープすることができます。 >>グッドイヤーの新作「イーグルF1アシメトリック6」の詳細はこちら! 快適性と走りをハイレベルで両立した唯一無二のタイヤと、ここまではウルトラハイパフォーマンススポーツタイヤという名称から受ける印象よりも、まるで“プレミアムコンフォートタイヤ”のインプレッションかのようなコメントが連発。だが、最後にワインディングへと踏み込んで行くと、それもガラリと変わってしまった。誰より驚いたのは、ハンドルを握る河口さんである。 河口:タイトなワインディングを走り始めてすぐ、このタイヤの別の顔が出てきたなと感じました。街中と高速を走っていた時とは性格が変わったような印象。舵を深く切っていった時の粘り強さは、やっぱりスポーツタイヤだなと。 タイトコーナーをグーっと追い込んでいった後、さらに深くハンドルを入れるようなシチュエーションでも前輪の位置やグリップ感がわかりやすく伝わってきますし、ハンドルを左右に切り返す時の舵の追従性もしっかりしていて、気持ちよくコントロールできます。 でも、強烈なドライグリップでゴリゴリと曲がっていくような感じとも違って、舵角が決まればそこにシュッと入っていくイメージ。街中や高速で感じた快適性や静粛性と、スポーツタイヤらしい気持ちよさが両立されていて、相反するものを持っているタイヤだなと感じました。 コーナーの奥で粘り強く踏ん張る感覚は、水島さんが先に説明してくれた「負荷に応じて接地面積が拡大する特性」に加え、高剛性かつワイドなショルダーブロックによる貢献度も高いとのこと。水島さんが惜しがったのは、今回ウェットグリップを試す機会がなかったことで、そちらもトレッドを柔らかくする新樹脂配合コンパウンドにより路面追従性を上げ、4本の縦溝は幅広のストレートグルーブを採用することで排水性を高めているそうだ。 自慢のウェットグリップは、また別の機会に体感させてもらうとして、今回の市街地~高速~ワインディングのテストドライブで得られたフィーリングを、河口さんは「いい感じの二面性」という表現で総括してくれた。 河口:イーグルF1アシメトリック6は、これまでのスポーツタイヤにはない二面性を持っているタイヤだということに驚かされました。ここまでコンフォートと走りを高いレベルで両立させているタイヤは他にないと思います。 水島:ありがとうございます。イーグルF1アシメトリック6は、本来相反する性能を一本のタイヤで実現させているところがポイントで、河口さんにも感じ取っていただけたようで、とても嬉しいです。 運転が好きな人、ハンドリングを楽しみたい人も満足できて、しかも家族と出かける時は快適、静かにドライブを楽しめる。そんなイーグルF1アシメトリック6を、ぜひ多くの方にご体感いただきたいと思います。 現在、イーグルF1アシメトリック6は17インチから19インチまで、全21サイズをラインナップ。そのうち19サイズは転がり抵抗性能グレード「A」を獲得している。 高いパフォーマンスと、静かで快適なコンフォート性、低燃費性を兼ね備えたオールラウンド型のタイヤをお探しの人は、一度チェックしてみてはいかがだろう。 ■LOVECARS!TV! -【全てを諦めない!】VW ゴルフGTI に グッドイヤー イーグル F1 アシメトリック6 を履いて ラブカーズtv 河口まなぶ が試す!【ハイグリップなのにコンフォート】- >>グッドイヤーの新作「イーグルF1アシメトリック6」の詳細はこちら! イーグルF1アシメトリック6のサイズ一覧<19インチ> <18インチ> <17インチ> >>グッドイヤーの新作「イーグルF1アシメトリック6」の詳細はこちら! |
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