１９年の免許区分改正での質問１９年６月２日までに大型免許を取得

１９年の免許区分改正での質問
１９年６月２日までに
大型免許を取得していた
私の免許は
普通が中型に変わり８ｔ限定となりました。大型免許は変わりありません。
ですが、後輩は１９年までに普通自動車免許は
取得しており中型８ｔ限定となりました。改正後に大型免許を取得しました。この改正後、大型免許を取得際に普通の「８ｔ限定」が消えております。
ですから、後輩は中型免許と大型免許を所有し条件はありません。
質問①
これはなぜなのでしょうか？
質問②
後輩が視力などの障害などで
大型免許を剥奪された場合でも
中型免許の８ｔ限定は消えたままなのでしょうか？

私が大型免許が消えた場合、中型免許８ｔ限定ですので８ｔ未満しか乗れないと聞きました。補足いや、改正後に免許更新はありません。更新前に新たな免許を取得しており書き換えていますので。
(^_^;)

トラック乗りです。
①はあなたの場合、法律改正前に大型取得した為、普通免許が中型限定に格上げに名称変更されただけ。
後輩は、法律改正後に大型取得したので、限定の文言がなくなりました。
②ですが、後輩は大型が深視力等でひっかかって消滅すると、普通免許まで格下げになります。現行普通免許ですから、2トンクラスまでです。（モノによっては乗れない2トンクラスも当然あります。）
あなたの場合は大型が消滅しても中型限定の文言が残っているので、4トンクラスまでは乗れます。
法律改正で改正前なら既得権益を守る為にあなたのような状態なんですが、改正後だと、改正前に普通免許取得して中型限定に格上げになっても、その後に改正されて大型取得しちゃうと上位免許優先で下位免許の条件は消滅してしまうんです。大型取得しちゃうとトラックなら何でもOKなんで、下位免許の優位な限定条件はなくてもいいだろう、って役人の判断ですね。
深視力でひっかかって消滅するのは年齢等で結構な確率であり得る話しなんですが、実際の検査は1回や2回ひっかかっても検査官がタイミングを教えてくれたりして中々ひっかかって消滅って実例が少ないので役人は見落とした、ある意味法律の穴ですね。

①とりあえず簡単に説明すると、(旧）普通免許所持者が大型免許を取得した場合の免許要件は以下の通りとなります。

〔１〕平成１９年６月１日以前に取得した場合
・大型免許＋中型免許（８ｔ限定）

〔２〕平成１９年６月２日以降に取得した場合
・大型免許＋中型免許（限定なし）

ここまでは、文面から察するに、質問者さんも理解しているでしょう。
さて、なぜこのような制度になったかというと、もともとは４ｔトラックの事故増大に対処するために設立された中型免許ですが、これまでの（旧）普通免許所持者の既得権は尊重しなければならないため（たとえば、これまで４ｔトラックの運転手として生計を立てた人が急な制度変更で失職させでもしたら大変です）、中型免許の８ｔ限定という区分で分けられるようになりました。ところが、旧普通免許（中型免許８ｔ限定）所持者が平成１９年６月２日以降に大型免許等の上位免許を取得すると「既得権の放棄」とみなされ、自動的に中型免許の限定も解除されてしまうそうです。


②世間では「８ｔ限定」という表記を煩わしく思う人も少なくないようですが、これは非常に有意義な権利です。もし、限定なしの中型以上の免許を所持している人が、深視力等もあるより厳しい適性検査を通れなかったら、現行の普通免許まで格下げされてしまいますが、「８ｔ限定」はたとえ大型免許が適性検査が通らず剥奪されても、この限定制度の権利を行使できるため、中型免許（８ｔ）までの免許資格だけは与えられます。ゆえに、４ｔ車等も運転できるということです。

①改正前旧普通の人は、中型８トン限定になりますが
改正後上位免種（大型１・２種や中型２種）を取得すると
中型１種８トン限定が解除され、限定無しの中型１種になります
②将来深視力等の適性がダメなときは
新普通１種（積載３トン・総重量５トン）に格下げになります。
質問者さんの場合将来深視力等の適性がダメなときでも
中型１種８トン限定は残り
旧普通１種（積載５トン。総重量８トン）のままです。
でもね、改正から５年がたち少なくとも更新時講習や併記時には説明されているはずで
いまさらな質問のように感じますが（笑）