教習所での取得をお勧めします。
普通免許(MT)所持での中型免許の教習は学科1時限、技能15時限、教習費用は15~18万程度ではないでしょうか。
一方、試験場で直接受験する場合には、仮免許試験が1回4,550円(交付手数料別途1,100円)、本免が1回7,700円必要になります。
仮免許試験を受けるにも中型自動車の運転経験がない人では練習も必要ですし、仮免許取得後、本免までには法律で決められた5日間の路上練習が必要になります。
「車と同乗者がない場合」は、届出教習所等で時間教習を受けるしかないのですが、その費用が1時限あたり8,000円~10,000円程度かかりますから、練習費用もばかになりません。
試験を受けるには平日に仕事を休まなければならないですし、仮免、本免ともに試験場での試験の難易度は高く(教習所の検定に比べると採点が厳しい)、1回や2回で合格することは困難です。
また、最終的に本免に合格しても、直接受験の場合には取得時講習の受講が必要になり、その受講費用が18,800円かかります。
直接受験ではどの程度の費用がかかるのか、見積もってみてください。
過去に、4tトラック等を日常的に運転していた人が再取得をする場合で、練習用の車両と同乗者を用意できるなら、直接の受験も方法の一つだと思いますが、初めての運転で車両等の用意もできない人では直接受験をすることが金銭的にメリットとなるかどうかもわかりませんので、金額がはっきりしている教習所での取得をお勧めします。
お金がないのか、或いはお金をかけたくないのかはわかりませんが、定職に就いておられれば教習ローンを組むことも可能ですし、仕事に必要な免許なら、取得費用は仕事を続けていく上の自分への投資と考えるべきだと思いますよ。 |