中型免許を取得するには、現に普通免許もしくは大特免許を現に所持していることと、それらの免許を受けていた期間が2年以上あることが必要です。
普通免許よりも大特免許のほうが短期間で取得できるのは確かなのですが、中型免許はどのように取得されるのでしょうか?
飛び込みで取得される予定なら、最初に大特免許を取得するのが一番賢い選択だと思います。
しかし、教習所で取得される場合には、大特所持での入所を受け入れてくれるかどうかが問題ですし、金額的にも、時間的にもはっきり言って大特→中型と取得することによるメリットが見つかりません。
一例になりますが、例えばある合宿免許で大特の教習を受けると、185,000円で9日間、大特所持で中型免許の教習には355,000円で14日間、合計540,000円で23日間かかります。
一方、普通免許(MT)は260,000~310,000円で16日間、普通免許所持で中型免許の教習は185,000円で8日間ですから、合計445,000円~495,000円で24日間となります。
合計日数はほぼ同じで、金額は大特→中型のほうが高くなってしまいますよね?
つまり、飛び込みで取得するなら大特→中型、教習所での取得なら普通→中型という取得順序が一番ということです。
後者の2年の経験年数については、取消を受けた免許の年数を通算することができますので、過去に普通免許等を受けていた期間が2年以上あれば、普通もしくは大特免許を取得し、運転免許経歴証明書の交付を受けるのみで、即中型免許の受験資格を満たすことができます。
http://www.jsdc.or.jp/certificate/index.html
なお、最初に普通免許もしくは大特免許を取得して運転免許証の交付を受け、運転免許証と運転免許経歴証明書を持っていかなければ、中型免許の教習を受けることはできません。(普通もしくは大特、中型の同時教習は不可) |