駐車違反について - 先日、所有者が親の車で駐車違反を犯してしま

駐車違反について
先日、所有者が親の車で駐車違反を犯してしまい、黄色紙を張られてしまいました。内容は
・放置駐車違反(駐車禁止場所等)
・禁止場所放置
の２つであり、出頭するか暫くしてから届く紙に色々書くかのどちらかで処理してくれと記載してありました。
そして色々調べた結果、『今の法律では出頭しない方が点数を取られなくて良い』と、なんともおかしなことが書いてありました。
長くなりましたが聞きたいことは４つです。
①上の『』内は本当の事なのか。
②この違反で付く点数はいくつか。
③親がゴールド免許を所持していた場合、自分が出頭すればゴールド免許を失うことはないのか。
④自分が出頭しなかった場合、届く書類に上手く書けば自分も点数がつくことも無く、親のゴールド免許が失われることもなく、罰金を支払うだけで済むのでしょうか。
他にも必要だろうと思われる情報があれば記載を望みます。
色々と(④は特に)非道徳的ですが、そこには目をつぶって事実のみの回答をお願いします。
足りない情報があれば指摘をお願いします。

1.
その通りです。
2.
出頭しなければ点数は付きません。
3.
出頭すればあなたの違反として処理されるので
親は関係ありません。
4.
その通りです
ただ駐車違反ではなく放置車両を繰り返すと
数か月の車の使用禁止措置が裁判所から命令が来ます。
そして、警察官が車を封印しに来ます。

①上の『』内は本当の事なのか。
→本当です。
従来、駐車違反というのはその場で切符を切らなければ、誰が違反をしたのかわからない為に、出頭しなければ逃げ得になっていました。
そこで新しく法律が作られ、現在は運転者が出頭しなければ、車両の使用者が反則金と同額の放置違反金を使用者責任として納付しなければならなくなっています。
運転者＝車両の使用者であることがほとんどですし、質問者さんのようにお父さんが使用者という場合も含め、出頭して反則金をお納付することも、放置違反金を納付する両方可能ですから、違反点数が付かない放置違反金を納付したほうが得ということになります。
②この違反で付く点数はいくつか。
→運転者が出頭して反則告知を受ければ、2点の違反点数が付きます。
③親がゴールド免許を所持していた場合、自分が出頭すればゴールド免許を失うことはないのか。
→ありません。
違反点数というのは運転をして違反をした人に対してのみ付くものです。
あなたのお父さんの名前で放置違反金を納付したとしても、車両の使用者責任として納付をするに過ぎず、運転行為がない人に違反点数が付くことは一切ありません。
また、放置違反金を納付したことも、運転者区分には一切影響しません。
④自分が出頭しなかった場合、届く書類に上手く書けば自分も点数がつくことも無く、親のゴールド免許が失われることもなく、罰金を支払うだけで済むのでしょうか。
→そういうことです。
反則告知を受けに行って反則金を納付しても、お父さん宛に納付書が郵送されてくるのを待ち、届いた納付書で放置違反金を納付しても、金額は同じ15,000円です。
概ね7ヶ月で4回繰り返して、すべて放置違反金の納付で済ませると、車両の使用が制限される可能性がありますが、その基準に達しなければ、放置違反金を納付すれば済みます。
出頭せずに放置違反金を納付するというのは、法律を作る時点から十分に想定していることですから、気にする必要はありませんよ。
それに、反則金というのは国庫に一旦入って、用途が決められて再分配されるのに対し、放置違反金は使途自由な都道府県の歳入になりますから、向こうは放置違反金を納付してくれるほうが助かりますし、ある程度、放置違反金で納付して貰わなければ、取締りを行う経費自体が賄えなくなるという現実があります。
警察官が取締りを行っている所に居合わせてしまった場合、本来なら運転者に反則切符を切るべきなのに、納付書が届くから払うようにと言って切符を切らないケースも多々あります。
放置駐車違反というのは、駐車が禁止されている場所ですぐに運転ができない状態を作れば、その時点で取り締まりの対象となります。
これで15,000円はかなり勿体無いですから、今度からは短時間であっても、少し歩かなければならなくても、駐車場を利用したほうがいいですよ。

今の駐車違反は罰金の集金みたいなものに成ってます。