「大型乗用自動車等通行止め」の標識がある道路は乗車定員１１人

「大型乗用自動車等通行止め」の標識がある道路は乗車定員１１人以上、総重量８t以上の車が通れません。
中型車ができる前は乗車定員１１人以上は総重量８t以上でしたが中型車ができた今は乗車定員が１１人以上でも総重量が８t未満の中型車があります。
総重量８t未満は総重量は規制対象外ですがこの中型車は通れるのですか。

簡潔に回答すれば、通行はできません。

中型自動車免許新設に伴い「大型車等自動車通行止め」の標識における規制対象車
当該標識が設けられている道路では、以下の車両が通行禁止となります。
・大型自動車（車両総重量１１ｔ以上、最大積載量６．５ｔ以上、乗車定員３０人以下のいずれかの要件を満たす車両）
・特定中型自動車（車両総重量８ｔ以上１１未満、最大積載量５ｔ以上６．５ｔ未満、乗車定員１１人以上２９人以下の、『大型自動車規定』に該当しない車両のうち、上記の要件いずれかに該当する車両）
・大型特殊自動車

つまりは、中型免許新設前の旧大型自動車に区分されていた車両と、大型特殊自動車のみが通行できないということです。要するに、実務上の車両規制としては以前と何ら変わりはないということですね。マイクロバス（乗車定員１１人以上２９人以下）も旧大型免許（現：中型免許限定なし以上）が必要でしたから、当該標識の規制対象となるわけです。
また、上に挙げた通り、特定中型自動車ではない中型自動車（車両総重量８ｔ未満、最大積載量５ｔ未満、乗車定員１０人以下、これらの要件をすべて満たすもの）は規制対象車には含まれませんから通行できます。

マイクロバスについて、本来、特定中型自動車に区分されるマイクロバスは通行できませんが、「マイクロバスを除く」との補助標識が掲げられている場合は、通行できます。ただし、その他の特定中型貨物自動車等は通行不可となります。よって、「マイクロバスは除く」の標識が掲げられていても、全ての中型自動車が通行できないというわけではありません。あくまで『特定中型自動車（ただしマイクロバスは除く）』のみが通行不可となります。

マイクロバスの一般的な定義
「車両総重量８ｔ未満で、かつ、乗車座席が１１人以上２９人以下の車両」
「大型自動車等通行止」の多くにマイクロバス限定の補助標識が設けられていますが根拠として、俗に言う４ｔ車で通行できて、『乗車定員』という枠組みで縛られたマイクロバスが運転できないという理不尽さによるものだと考えられます。こう解釈すれば、標識の意味はもちろん、本標識『大型自動車等通行止』と、補助標識「マイクロバスは除く」との設置における相互関連性が理解しやすいですね。

大型車両は総重量を５トンを超える車です、、また乗車定員１１名から３０人未満は中型バス、３０人を超えると大型バスです
定員１１人から３０人未満で総重量８トン未満は１５人乗りのマイクロバス、超えるのはサロンカーと呼ばれる中型バスです
この大型車両の通行規制が重量制限の橋なのか道路の幅員の制限なのか、通学路の制限なのか、大型車の車検証を持参の上、所轄の警察署交通課で確認したほうが良い
大抵は通れませんので所轄の警察署で通行許可証の交付を受け通行許可証を掲示すれば通行できます
トヨタの2000ccガソリン車の改造ハイエースが大型ナンバーだったので大型車の通行規制で自宅車庫前の道路が通行できないので通行許可書の交付を受けた

大型乗用自動車とは
大型観光バス
大型路線バス
中型観光バス
中型路線バス
小型観光バス
小型路線バス
マイクロバス
主にバス車両を指す。
上記の記載車両は
現在は
中型免許～大型免許
改正以前は
大型免許が必要
運転免許の範囲は
変更されても
車両本体は
大型自動車なので
大型自動車として
考えて下さい。

airimaimieさんの言う通りですが、注釈を１つ。
「マイクロバス」と表現するとアレですが、
標識では「マイクロバス」ではなく「マイクロ」と表現してあるはずです。
この「マイクロ」の意味するところとしては、特定中型の乗用車の他に、「２９人以下の大型の乗用車」も含まれます。
「なぜ２９人以下で大型？」と思った人 →
車両総重量１１ｔ以上か最大積載量６．５ｔ以上ならば、定員が２９人以下でも大型自動車です。