ユーノスロードスターに関してです。 - ユーノスロードスターの購入を考えて

ユーノスロードスターに関してです。
ユーノスロードスターの購入を考えています。幌、パワーウィンドウ、エアコンの故障などはよく聞きますが、購入前に車体の確認しておくべき部分、また購入後のメンテナンスなど、なるべく細かく教えていただけると幸いです。

1989年式のNA6CEのユーノス・ロードスターを22年前に購入して乗っています。
ユーノス・ロードスターは、今から26年〜35年経過している車両です。
このため、前のオーナーがどの様に乗られていたかを知ることが重要です。
例えば、ボディ加工も必要な4点式ロールバーが装着されている場合は間違いなくサーキットを走行している車両です。
この車両はトラブルのリスクが大きいのでされるべきでしょうね。
同様にエンジンルームや足回りがすごくカスタムさけている車両。
ご本人が作られたものだといいですが、他人の造られたものは情報も無いので故障した時に対処が難しくなります。
基本的に長く乗りたいのであればオリジナル状態に近い車両を購入するのが良いですね。
各場所のチェックですが、
幌は消耗品です。ビニール幌は屋外駐車だと10年程度が限界ですね。
クロス幌は15年ほど持ちます。
NB用のガラス幌はガラスの重みでガラスの周りが切れてきます。
ここが切れたら交換時期です。
あえて幌の程度がラッキー程度で幌交換費用で社外のビニール窓で20万円、ガラスだと30万円かけて交換する方が後々の心配はありません。
パワーウィンドウもだいたい定番なので遅くても上下動くものであればリフレッシュ想定した方が良いです。
エアコンに関しては、NA6CEはR12、NA8CがR134aのガスです。
正直NA6CEのR12のエアコンガスのままの車両は色々な意味で維持は大変です。
NA6CEでエアコンが冷えない車はエアコンシステムの刷新想定が必要です。
自分の車はNBロードスター用のをDIYでコンバートしていますが、NB用でもやはりパーツが古くなっているのでトラブルは発生しやすいです。
NDロードスターのコンプレッサー移植などもありますので色々とやり方はあります。
チェックする箇所としては、重視するのはボディの程度ですね。
リアのタイヤハウスの耳部分のパネルの重なりが開いていたりいる車両は錆が発生している可能性はあります。
またリアフェンダー前の部分は定番の錆スポットです。
この辺りのサビは内側から進行するので、違和感があった場合はされた方が良いです。
あと下回りをチェックしてボディに酷い凹みがないか、リアサスやメンバーに目立つサビは発生していないか、ミッションなどからオイル漏れの跡がないか。
エンジンルームは、アルミの白錆が出でいないか。派手に白錆が発生している車両は長期間の放置車両だった可能性があります。
あとエンジンのシリンダーとシリンダーヘッドの間からオイル漏れは発生していないか。
多少であれば気にする必要はないですが、エンジンの前側のクランクからのオイル漏れはクランクのオイルシールかカムのオイルシールの劣化ですのでタイミングベルトをセットで交換した方が良いですね。
あとラジエターの色が茶色などになっている場合は交換時期です。
互換品だと2万円程度からあるので交換想定とした方が良いです。
ユーノス・ロードスターの中古車は高い車体が程度が良いとは限りません。
ショップによっては強気の価格設定もあるので見極めが必要です。

製造してから相当な時間を経過した車両ですから至る所がそれなりに傷んでいると思って間違い無いです。
それでも例えばNDロードスターよりNAロードスターの方が好きでNAロードスターにNDロードスターの新車を購入する程度以上にポンと金を出せるのであればどうということはありません。
よほどの悪徳業者でない中古車販売店の店頭でそれなりの程度でそれなりの価格で販売されている個体でよほど購入者に一方的な不利な条件でない売買契約で購入したらあとは壊れたところと乗りながら計画的な部品交換予防修理をしていたら良いと思いますよ。
乗り続けながらさらに永く乗り続けることを考えることが大切ですね。

30年くらい前に友人、妹、親戚が乗ってましたが当時でも結構貴殿が仰る箇所が故障してました。
３０年前の話ですよ？
正直、現存している個体をかなりの車好きで自分で分解メンテナンスできるくらいのレベルでなければ壊れているかどうかさえも判断できないかと。ここで質問している時点で貴殿は素人に近い方だと思うので正直やめておいたほうが良いかと。どうしても欲しいならロードスターの専門店で相場よりかなり高いレストアされた個体を買いましょう。多分新車のＮＤ買えちゃうくらいと思うけど。。。

30年以上前の車両です。
車体の経年劣化・消耗劣化は、5年落ち・10年落ちの車両とは段違いです。
確認する場所・購入後のメンテナンスなんてのは、ボディー各所・エンジンの調子・各部パーツの消耗劣化具合等々…もう全体的に各所を確認する、としか言えません。