免許の事なんですがスピード違反と軽い違反で累積15点超えても前科

免許の事なんですがスピード違反と軽い違反で累積15点超えても前科が無かったら免取じゃなくて免停で済むって良く聞くんですけど実際はどうなんですか？経験された方や周りから聞いた話とかで知っている事があれば教
えて頂きたいです。

90日以上の行政処分を科すには、まずは｢聴聞｣(意見聴取)が行われます。
いわば、言い訳を聞いてくれる場所です。
悪質な違反でなければ、処分が軽くなることはあります。
減軽の目安がありますか、都道府県ごとに差があるようです。

あなたの言う「前科」とは免停処分歴の「前歴」のことなのか、それともいわゆる法律違反を犯して有罪判決を受けた事でつく「前科」のことを指しているのか判断に迷いますが、前者のことを前提で話します。
まず、一定期間内に「前歴」がない場合、免許の点数が累積、一度の違反に関わらず15点以上になると免許取り消し処分の「対象」になります。
一定期間内に「前歴」がある場合、15点に満たない点数で免許取り消し処分の対象になります。
「前歴」の回数が多ければ多いほど免許取り消し処分の対象になる点数が少なくなります。
例として「前歴１回」は累積10点、「前歴２回」は累積5点、「前歴3回」は累積4点で免許取り消し処分の対象になります。
http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/menkyo/torishimari/gyosei/seido/gyosei20.html
しかし免許取り消し処分の「対象」＝「免許取り消し処分が決定」という訳ではありません。
法律上一定レベル（具体的には免停90日以上及び免許取り消し）の処分対象者に対して処分の直接的原因になった違反や事故などについて弁明する機会を与えなくてはならない、と定められています。
この弁明の機会が「意見の聴取」です。
この「意見の聴取」に出席し違反や事故について弁明を行い、審査官が審査した上で対象になった処分を1ランク減免される「可能性」があります。（免許取り消し処分の場合は180日の免停処分に減免）
※あくまでも減免される｢可能性｣であり無条件に減免される訳ではありません。
この制度により処分が減免される可能性があることから違反の内容などに悪質性（酒気帯び運転など）がない場合には免許取り消し処分の対象者であっても処分が減免され免許取り消し処分が回避されるケースもあるのでこの事を指しているのでしょう。
また「意見の聴取」への出席は任意ですが、欠席した場合は書類による審査となり「処分を全面的に受け入れる」と判断され処分の減免はされることはなく免許取り消し処分が決定されます。
なので「前歴がなければ累積で15点を超えても実際には免許取り消し処分にはならない」というのは正しいわけではありませんが、「その可能性もある」ということです。
何もせずにいればもちろん免許取り消し処分になってしまいますが、「一定の行動（意見の聴取へ出席し弁明をする）をとることで免許取り消し処分を回避できる可能性も少しはある」ということになります。
但し「意見の聴取」はあくまで「処分者に弁明の機会を与える場」であって処分を減免することを前提としているわけではないのでその点を間違えないようにして下さい。
ですから当局のHP内の意見の聴取についての説明にも「処分の減免」について一切記載されていません。
http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/menkyo/torishimari/gyosei/choshu/gyosei22.html

条件が複雑なのです。
例＝人身事故で８点＝免停60日、違反者講習を受ける＝前歴１回
３ヶ月後、スピード違反4点＝前歴1回、30日免停、違反者講習＝
前歴２回。
更に3ヶ月後、軽微違反３点＝累計15点。しかし、前歴2回、120
日の免停＝違反者講習になります。取り消しにはなりません。

試験センターで後日、聴聞裁判にかけられます。飲酒や過去に酒気帯びで免停、免取になってれば、厳しいですが過去になければ出頭（試験センター）したほうが良いです。違反の事実を反省してると判断されれば、免取は免れる可能性高いです。長期免停は覚悟しなければなりませんが・・・。ちなみに聴聞裁判に出頭しなければ、間違いなく免取処分になります。あまり期待せずに裁判には出頭する事をお奨めします。

私の友人は、１２点と６点（いずれも速度違反）でしたが、免停で済みましたよ。