高齢者の、交通事故のニュースが連日あり、免許の自主返納の必要

高齢者の、交通事故のニュースが連日あり、
免許の自主返納の必要性も報じられています。
皆さんは、この問題をどうとらえますか？
私は50代ですが、後10年から15年もすると
免許の自主返納を考える年代になると思います。
ただ、私の住んでいるところは田舎で、
車無しでは、立ちいかないところです。
車は、人間が運転する時点で事故はなくならないと考えます。
この先高齢者の衰えた機能を補うような
車の安全技術で、ある程度高齢者も使える
車社会になればと思います。

私が思うに、自主返納はペーパードライバーが昨今の返納報道に刺激され、特典があるならどうせ使わない免許証だからと返納しているような気がします。
自主返納による特典は生涯使えるお得なクーポン券のようなものです。
ペーパードライバーなら返納するでしょう。
それをいかにも意識ある高齢者の代表のような報道をするマスコミには不信感しか沸いてきません。
でも、毎日、車を必要としている高齢者の自主返納はあり得ないと思って居ます。
私は70歳ですが、万一返納したらその日から不便になりますので、返納は出来ませんし、返納する気もありません。

高齢者は、年齢が高いほど、体の一部が病気になっても全て医者任せで、薬を飲めば大丈夫だって考え方がとても多いです。
高血圧や肝機能が弱っても、食事面の見直し、生活面の見直しをしていない人が多いようです。
つい最近、タクシーが客を乗せたまま建物に激突していびきをかき、運転手が重体になった事故がありました。
意識がなくなっていびきをかくなら、心臓の病気かなと考えました。
病気になっても医者任せにせず、自分でも体調管理をしながら運転をしていきたいと考えています。
体の衰えは、健康診断などで把握したいとも考えます。
視野範囲も狭くなっていくので、定期的な眼科通院。
虫歯が万病の元になるのなら、定期的な歯科通院も考えます。
私は、横断歩道を信号が赤になる前に渡りきる事が出来なくなったら、免許返納をしたいと考えています。

自動運転システムも急激に加速しているので10年後くらいはあまり心配しなくて大丈夫だと思います。
今でも最新の運転支援システム搭載車なら報道にあるような事故はほとんど防げている可能性あります。
自動ブレーキや車線逸脱防止装置付きの車はすでに大型車は義務化されてもいます。
これだけだってブレーキ踏み間違いの暴走とか追突事故などの大半は防げます。
アイサイトのように安いカメラ方式だけでも今は信号の赤色とかまで識別できる時代ですからね。
車線の白を絶えず追っていてふらついたりしても警報が鳴り減速したりとかします。
車庫入れも自動の車も増えてきているでしょ。

ぶっちゃけ、返納も必要な事だとは思いますが、所謂過疎地に住まれてる場合は、車での移動が無いと、移動手段がありません。
そういう方にまで返納を求めるんか？って思います。
都市部に住まれてる高齢の方は、ぶっちゃけ、車が無くても公共交通機関がある程度整っているので、車が無い生活でも問題無いでしょうけど、過疎地に住まれてると、公共交通機関はおろか、店や病院までの距離も遠いという状態。
これでは、どうしようもないですからね。
免許更新は年１回、その前に医師の診断をしてもらった上での更新。（ここで高齢者に負担がかかってしまいますが・・・）
後は、メーカーの、自動ブレーキとか衝突回避のシステムをもっと安く仕上げれるようにし、高齢者の方でも、そういう車が購入出来るようにするとかでしょうか？
若しくは、後付出来るシステムを作るとかでしょう。
この問題は、高齢者をピンポイントに取り上げられてますが、事故件数で言うと、若者の方が多いんです。
運転慣れしてない分、事故件数は多いんです。
ぶっちゃけ、これからの状態を考えると、高齢者の方が多い時代に入っているので、この辺の問題を何も考えてなかったってわけじゃないはずですが、何か、後手に回ってるような気がします。

高齢者の事故数なんて最近急に増えたわけでもないのに
報道の取り上げ方がおかしいよね。

ある年齢を過ぎたら毎年更新にすべきだと考えます。
それも今のような形式的な更新でなく
教習所で実地試験を行う厳しいものにすべき。
もちろん受からなければ免許は取り消し