現普通免許は「最大積載量3t未満,車両総重量5t未満,乗車定員10人以下」
新普通免許は「最大積載量2t未満,車両総重量3.5t未満,乗車定員10人以下」
準中型は「最大積載量4.5t未満,車両総重量7.5t未満,乗車定員10人以下」
中型8t限定は「最大積載量5t未満,車両総重量8t未満,乗車定員10人以下」
現行の普通免許でも運転できない2t車(総重量5t↑)があるくらいですから、3t車は5tを超えるもののほうが多いです
普通免許を取得する場合は、改正前に取得しても3t車は運転できません
(一応最大積載量2,999kgという車種もあります)
免許区分が改正される大きな要因として、運送業の人手不足があります
2t車以上を運転するには現行の中型免許が必要になりますが、この中型免許を取得するのに普通免許/大型特殊免許を取得しており、免許を受けていた期間が通算で2年以上経過している必要があります
新卒採用をしようにも高卒は無理、一応中型免許の受験資格を満たせる専門・短大・大卒も中型免許を持っている確率はかなり低いですから、必然的に転職者から人員を採らなければなりません
こういった経緯で18歳から取得できて、ルート配送など比較的短距離で使われる2t車~4t車を運転できる準中型免許を新設するに至ります
18歳の高卒新社会人でもトラックを運転できるようになりますから、運送業は新卒の人員を確保しやすくなりますし、高卒の就職先も広がります
http://car-theory.com/menkyo/ |