「4トントラックは10年前に運転免許制度が変わる前と較べると激減していますか」
日本自動車工業会が公開している下記の調査資料によると、トラックの保有台数は 2006~2016年で 164万台→153万台と減少し、その大半(6割弱)を占める4トン車も 96万台→85万台 と減少していますね。1割の減少は少なくはないでしょうが、しかし「激減」と言うほどでも無いでしょう。
「2016年度 普通トラック市場動向調査」
http://www.jama.or.jp/lib/invest_analysis/pdf/2016Trucks.pdf
(PDF:2.32MB)
なお、警察庁の免許統計で、4トントラックを運転できる中型自動車免許(限定なし)の所持者数の変化を追うと、下記の通り年10万人ずつ増加しています。とは言え、それが運転手の増加になっているのか、実は引退する人の数を下回っているのではないか、という気もしますね。中型全体では年100万人も減っていますし。
H28 中型 6,881万人 うち8t限定等 6,812万人 限定なし 69万人
H27 中型 6,973万人 うち8t限定等 6,914万人 限定なし 59万人
H26 中型 7,063万人 うち8t限定等 7,014万人 限定なし 49万人 |