マニュアル車についてなんですが。 - あと5ヶ月くらいで免許を取るんですが、親

マニュアル車についてなんですが。
あと5ヶ月くらいで免許を取るんですが、
親が、86のMTモデルに乗ってて、クラッチ操作を見てるのですが、
1速で発進する際は、クラッチをゆっくりと離していく、半クラッチをしているのですが、
二速から三速、それ以上の時は殆ど変速したらスッと離してしまいます。
これって、どういうことなんですか？
あと、ふつーに何もしないで止まってて、いざ発進する時って、サイドブレーキ落としてわざわざクラッチ踏まないでAT車みたいにアクセルだけでクルマって動かないんですか？

無知すぎてすみません。
取る前に一応勉強しておきたいです。

走り出しは、ゆっくり走り出すの＋エンストの可能性が有るので半クラを十分に使います。走り出せば惰性が付いているのでエンストは無いので半クラは短くておっけー。逆に回っている状態で半クラが長いとクラッチが壊れます。
クラッチを繋ぐ事によってタイヤにエンジンの動力が伝わります。踏まない＝繋ぎっぱなしですからエンジンを掛けた段階でエンストします。

何故、親に聞けないの？・・・他人に聞くより簡単でしょ！
運転が、それなりに出来て上手い人なら懇切丁寧に説明出来るよ。

乗ったらわかる・・・・(#^.^#)

実際に自分で操作してみないと実感が湧かないかもしれませんが一応。
エンジンで動く車というのは、エンジンを回してその力をタイヤまで伝えて車を動かしています。
これがモーターであれば、電気を流していない状態から、少しずつ電流を流して加速していけば良いのですけどね。
エンジンの場合、停止した状態から滑らかにエンジンを回すということができません。
まずエンジン自身で動き出すことができませんし、回転数が低すぎると回すことを維持できずにエンストしてしまいます。
なので、エンジンはいつでもすぐに動けるように必要最低限のアイドリング回転数で回り続けています。
でも、エンジンが回り続けていたら車も動いてしまいます。
そこで、途中で動力を断絶する仕組みが必要。
また、断絶するだけではなく、緩やかに繋げる仕組みでなければなりません。
その役目を担うがクラッチです。
簡単に説明すると、円盤同士を面で密着させて繋げたり、円盤同士の面を離したりしています。
この時、面同士を弱く密着させれば滑りながら繋がりますので、回転数に差があってもクラッチが少し削れながら繋がります。
それが半クラッチです。
少なくとも停止状態からアイドリング回転数まではこの半クラにしないと動力が上手く繋がりません。
急に繋ぐとエンジンが回っているのにタイヤは止まっている訳ですから、エンジン側が負ければエンストするし、エンジン側が勝てば急発進になります。
発進した後は、エンジンの回転数をシフトチェンジ後に合わせてあれば回転数の差が無くスッと繋げて大丈夫です。
回転数が合っていなければ2速以降でも半クラにしないとショックが発生します。
ATの場合、ATの種類によって違いますが、トルコンATだとクラッチの代わりにトルクコンバーターがあります。
こちらは密閉された箱の中に油が満たされていて、その中で風車(油車？)が向かい合っていて、油を介して動力が伝わる仕組みです。
風車・扇風機を向かい合わせて、片方を回せば風によってもう片方も回る原理の空気ではなく油バージョンです。
流体ですので、片方を停めても片方は回ることができます。
なので、ATはクラッチペダルで断絶操作をしなくても良いし、クリープ現象で常に動き続けようとする力も働くのです。
MTにもトルクコンバーターとか色々と自動制御を入れたりすればクラッチを無くすことができると思いますが、免許制度上はクラッチペダルの有無がMTとATとの差ですから、クラッチペダルが無くなるとMTでは無くなってしまいます。

教習所行くんでしょ、そこで聞いて、体感を持っておしえてくれますよ。

MTは半クラを使わないと発車出来ない欠陥構造です。
ですので発車は、本来使ってはいけない、半クラを仕方なく使います。
ですので車が動き出した後は、一切半クラは使いません。
車速とエンジン回転数を、合わせてスパッっとつなぎます。
MTは欠陥構造で低性能です。
今更わざわざ使う必要は一切ありませんよ。
F-1では早く走る事に適さないトランスミッションとして
一切使われなく成りました。
ですので当然フェラーリも100%ATです。