90歳のドライバーが４人を死傷させた事故により、高齢者は運転免許を返納す

90歳のドライバーが４人を死傷させた事故により、高齢者は運転免許を
返納するべきという風潮が、より一層高まりましたか？

「風潮」は、どうでしょう？
私は、クルマを保有する事を、５年ほど前にやめました。
今はほとんど、自転車で移動しています。
そう言う生活をしておりますと、「ドライバーは、私を、視認しているのか？」と言う事を、常に、考えます。
「彼ら、ドライバーには、私は見えていないのではないか？」と疑問を持つ事が、しばしば、有りました。
今回の「事件」と言うか「事故」でも、加害者の９０歳の老婆は、「赤信号なのは分かっていたが、歩行者が渡り始めていないので、歩行者を跳ねる事無く、交差点を通過できると思った」と、証言しています。
しかし、結果は、４人の歩行者を跳ねて、内お一人の歩行者を死亡させた。
この事からも、「このおばあちゃんには、歩行者が見えていなかった」と言えると思います。
ピラーによってできる「死角」云々は、有ると思います。
しかし、昨日今日運転免許を取った初心者ならいざ知らず、ある程度経験を経たドライバーなら、死角の存在を、洞察力でカバーして、ピラーの向こう側を、見る事が可能だと思います。
勿論、これは、個々のドライバーが、どれだけ「真剣」に、日々、運転と言う業務に取り組んでいるか？と言う事に左右されると思います。
そこで、思い出すのが、「運転愚民化」と言う言葉です。
１９９０年ごろ、私は「ＮＡＶＩ」と言う雑誌を愛読してました。
その中に出ていた言葉です。
自動車の性能が上がり、便利になり、誰にでも運転できるモノになればなるほど、ドライバーの「運転に対する真剣味」が無くなると言う事だと思います。
これも昔読んだ、徳大寺有恒さんの本にあった言葉ですが、「運転とは、全神経を集中して行うべきモノだ」と言う事です。
しかし、現実にはどうでしょう？
スマホ、ケータイしながら、おにぎり食べながら、運転している人、子供やワンコを、抱いて運転している人、ざらにおられます。
自分の運転で、一瞬後に、人が死に、一生を奪う事になるかも知れない、とかに思いを致す想像力が欠落しているとしか思えません。
正に「運転愚民化」ですね。
「煽り運転」等も、「愚民化」そのモノだと思います。
この現象は、老若男女問わず、起きていると思います。
もう一度、「運転とは何か」と言う事について、真剣に議論すべきでしょうね。

一部では高まったんじゃないですか。
いい餌ですからね。
この事故は90歳とか関係ないです。
信号を守らなかったのが原因なので。

ここまで来たらもう国の無策としか言い様が無い。
残された家族に対しては気の毒である。
免許返納で生活が困る地方とは違い、東京・神奈川といった都心では
公共交通手段を利用してもらう為、強制的に年齢制限を設けるべきである。

いくらかは高まった気はするが、今回の事故については、
特に高齢だから、という理由ではないので、
むしろ今回の事故の件で高齢ドライバーを排除すべきと
考える人は、少々浅はかな気はします。
むしろ私は、昨年起きた煽り運転での死亡事故と同じく、
悪いですがこの老婆は、そういったＤＱＮ問題と
同程度だと思っています。
（つまり、高齢だからとかではなく、赤信号でも
交差点に入ろうとする心理の問題）

個人差があるので
一律に決めることは難しいでしょうね

この運転手は歩行者がいないから大丈夫だと思って、
故意に赤信号を無視して交差点に進入、
直後に歩行者に気づいて避けようとしたけど、
速度が出過ぎていた為に避けきれず轢いたのです。
高齢者であった事が問題なのではなく、
歩行者がいなければ赤信号でも突っ込んでも構わないという、
暴走族並の神経を持ったお婆ちゃんだった事が原因です。
高齢者ドライバーの事故では初めて聞く、
故意の暴走の果ての死傷事故です。