自衛隊に詳しい方に質問があります。 - 陸自の広報館の方と運

自衛隊に詳しい方に質問があります。
陸自の広報館の方と運転免許について質問したところ、陸自では普通車なら全員自衛隊内で、免許を取れると言っていました。
これは本当ですか？広報の方は少しもって話していませんか？

陸自は自動車化されていて、仕事をする上で免許は必須となります。
しかしながら、全ての人が取得出来るわけではありません。
教習所には、1回で受講出来る定員がありますので、順番に取らせます。
この教習には、約3ヶ月かかります。
よって、1任期 2年で順番が回って来ない隊員もいます。
仕事で使うための免許で、自衛隊のお金を使って免許を取るわけですから、取得してすぐに辞めてしまう隊員より、2任期や陸曹として残りたい人の方に順番が回ります。
また、大型免許は、普通免許に比べて取得条件が厳しいです。
視力は０．８以上、深視力という普通免許には無い事もやります。
これらの条件をクリア出来ない人もいます。
教習は資格を持った自衛隊員が、自衛隊の敷地で行いますが、学科試験や適性検査は公安委員会が行いますので、クリア出来ない人は免許取得は出来ません。
そういった人たちのために、就職補導として、一般の教習所の合宿に官費で入所させ、普通免許を取得させることもあります。
2任期以上いれば、9割は免許を取得出来ます。
1割ほどは、日頃の成績の悪い人です。
そこまで自衛隊は甘くはありません。

私は広報官をしてました。
嘘を言ってはダメですね。
適正と枠があります。

そりゃそうだろ！
陸自の中に教習所があるんだから！

免許取得の流れ
操縦適性がある。なければ自衛隊で免許を取得することは
もちろんの事、自衛隊車両の操縦は出来ない。
↓
職種や部隊ごとに枠があり大型や大特などを取得する。
基本的には曹昇任前途とした陸士か３曹になった者です。
↓
自衛隊車両を運転又は許可を取り私有車を運転できる。
職務に必要な免許取得は大型です。自衛隊内の教習所で
普通免許を取得するのは「任期制隊員の就職援護」です。
ちなみに１任期では就職援護はありませんし、枠次第
なので全員が取得できる訳でもありません。

「大型免許は、普通免許に比べて取得条件が厳しいです。視力は０．８以上」と回答されていますが、視力は矯正視力(メガネ等を使用)でよく、両眼で見て0.8以上です。

普通車ならば自衛官候補生の任期満了退職予定者の就職支援で運転免許が取ることができる場合があると思います。
また、職種によっては大型や大型特殊免許もとれる場合があります。