この運転免許証は実在するんでしょうか？ - とある再現ドラマの１

この運転免許証は実在するんでしょうか？
とある再現ドラマの１シーンで運転免許証が映ったんですが、昭和時代で青色５年更新だったり、誕生日以降に交付しています。
・誕生日が昭和１９年１１月１８日
・交付が昭和５７年１１月２２日（更新ではなく交付と書いてあります。）
・普通免許を最初に取得したのが昭和３８年１月４日
・普通免許以外は持っていない
・有効期限が昭和６２の誕生日まで
引っかかるポイントは、
①昭和５７年の交付（更新とは書いてないです）で、昭和６２年までの有効期限
②誕生日が１８日なのに２２日に交付（更新？）
③番号は末尾が９（９回紛失？）
番号は適当だと思いますが、昭和の頃って青色５年なんてありましたっけ？
あと、誕生日の４日後に交付になってるんですが、これは警察署で更新し、後日受け取りに行けば誕生日以降になったって意味ですかね？

有効期間が5年となる制度は、平成6年(1994年)のゴールド免許の導入と同時だったと思いますので、昭和時代の後半の運転免許証で有効期限まで5年ある、と言うのはあり得ないですね。
あと、平成6年の改正で車種を文字で表記するようになり、それ以前だと車種は 1 か 0 かで有無を表示する、いわゆる「ビット表示」でした。免許証のサイズも、平成6年からクレジットカードサイズに小さくなっています。
それと、期限が誕生日までから誕生日の一カ月後に延長されたのは平成14年(2002年)なので、誕生日を過ぎた後に更新手続きはできません。しかし、再交付や失効再取得の手続きを受ければ、交付日はその日に変わりますので、特に不自然とは言えないでしょう。
昔の警察署の更新手続きについてはちょっとわかりませんね。住所地の福岡県は警察署では更新できませんし、過去に埼玉県民だった頃に警察署で更新した時は即日交付でした。

引っかかるポイントの２ですが
免許証には有効期限とは別に交付日も書かれています
交付日は交付された日ですから、誕生日とは限りません
取得年月日とも違うものです
全体的にみると免許証の歴史をあまり知らない大道具が作ったモノっぽいですね
今の制度で昭和の免許証を作ってしまったかんじでしょうか
その免許証の画像を見ないと何とも言えないところもありますが…