路上教習での追い越しについて。 - 自転車を追い越す際にいくつか気に

路上教習での追い越しについて。
自転車を追い越す際にいくつか気になるところがあります。
まず状況としては
①中央線が黄色
②道幅はそんなに広くはない
③自転車は歩道ではなく車道を走っている
④そこそこ交通量が多い
上記のような状況のときに自転車を追い越す場合どうすれば良いのでしょうか？
自転車や歩行者を追い越す際は1.5m以上の間隔をあけるか、徐行すると習いました。
しかし、道幅はそんなに広くなく、車道（車道外側線内）を走っている自転車と1.5mの間隔をあけるのは難しいです。
次に徐行して追い越そうとしても自転車のスピードは徐行スピードよりも早いので追い越せません。
中央線ギリギリを走るにしても、対向車がひっきりなしに来るような道路なので危険だと思います。
こういう場合はどうやって追い越せば良いのでしょうか？
それとも追い越さずに自転車の後ろをノロノロ走るしかないのでしょうか？

中央線が黄色で、はみ出さなければ安全に追い越せない場合は、ひたすら追随です。
もちろん、実際の道路交通法の運用においては、時速20キロにも満たない自転車に延々と追随することまでは運転者に期待できないとされていますが、あくまでも「延々と追随することまでは期待できない」だけで、いきなり追い越して良いと言うことではありません。その判断は教習生には無理です。
教習所で習うのはまず規則のイロハであり、道路交通法をまさに杓子定規に守ることが第一です。応用編は免許を取得して初心者期間が終わるまでに身につければ良いことであり、教習所ではまず基本を身につけることが求められます。
黄色い線をはみ出して自転車を追い越して取締りに遭った事例は確かに聞いたことがありませんが、それで検定中止になった事例はいくらでも聞いたことがあります。
しかし、教習時間の都合もあり、指導員としても延々と追随するのは困ることもあるので、その場合は「追い越して下さい」と指示されます。教習生には無理な判断も、指導員には可能だと言うことです。
ですから、教習生としては何も心配せずに道路交通法を杓子定規に守って下さい。
「運転免許試験基準」がどうなっているとか、そこまで教習生が知る必要はありません。杓子定規でない判断は指導員がしてくれます。

自転車やリヤカーなど軽車両は追い越しても追い越しにはならない。
障害物を避けるのと同じだ。

センターラインより向こうは対向車優先。
自転車を追い越す場合は十分に（１．５ｍ以上と言われていますが）間隔を開けて。
と、言うことですが、安全に追い越せないと判断したら、無理をせずに自転車の後ろをノロノロと走るしかありません。
無理して事故れば、目も当てられないです。

都道府県により若干の差異があると思われますが、私の地域では運転免許試験基準において、黄色い中央線、つまり
「追い越しの為の右側部分はみ出し禁止」
の場所であっても、
「概ね20㎞/h以下で通行する軽車両(自転車)や原動機付自転車については適用しない」
との記載がされております。
つまり、対向車の動向に留意しつつ、中央線をはみ出し、自転車と1.5mの側方間隔を保てば問題はないということです。
もちろん道路交通法を杓子定規に適用すれば違反となりますが、道路交通法の目的は交通の安全と「円滑」です。
黄色い線をはみ出して自転車を追い越して取締りに遭った事例は聞いたことがありません。
低速で車道を通行する自転車に、延々と追従することは周囲の交通、自転車自身にとっても安全かつ円滑ではありませんから。
詳細はあなたが通っている教習所の人間に聞くべき。
もちろん聞く人間は選びましょう。
事務のお姉さんや若手の指導員ではだめですよ。
検定員や役職クラスに尋ねてみましょう。

卒検のときに黄色い線を越えて追い越すと中止になります。ただし検定員から合図があれば別です。
チャンスが出来るまで右に寄り、付いていくしかありません。

のろのろ行くのが正解だと思います。教習ですよね？
危険な追い越しをすれば即補助ブレーキ踏まれますし、相手をどかすためにクラクションを鳴らすのは道路交通法違反です。
イライラするかも知りませんがそれはそれです。